1.基本的な考え方
協会では、第6期保険者機能強化アクションプランにおいて明記している働き方改革を推進するため、①健康経営®の推進、②女性活躍推進及び次世代育成支援、③福利厚生の充実を3つの柱として取り組むこととしています。
健康経営をはじめとするこれらの取組みを推進することにより、協会職員のからだの健康及びこころの健康を確保し、働きやすい職場環境を整備することが、生産性の高い事業運営、ひいては加入者及び事業主の皆様の利益の実現につながるものと考えています。
なお、この取組みは、SDGsの「3 すべての人に健康と福祉を」及び「8 働きがいも経済成長も」の理念も共有しています。※健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
2.健康宣言について
全国健康保険協会 健康宣言
この基本使命を全うするためには、協会で働く職員の健康を保持・増進し、モチベーションや生産性の向上など組織の活性化を図ることが必要と考え、すべての職員にとって健康で働きやすい職場環境を協会一体となって作り上げていくことを、ここに改めて宣言します。
令和6年10月1日
全国健康保険協会理事長 北川 博康
3.健康経営推進体制
理事長を推進責任者として、産業医・保健師や保険者とも連携しながら取組みを進めます。
4.令和6年度から3年間の取組み
令和6年度、7年度、8年度の3年間は、次の5つの事項について重点的に取り組みます。
1.健診結果が有所見であった職員のフォローアップ(二次健診や保健指導の勧奨など)を徹底します。
2.運動や食事に関する職員の意識向上及び行動変容を促す機会の創出に取り組みます。
3.研修の実施などにより、職員のヘルスリテラシー向上に努めます。
4.労働時間の適正化や、育児・介護・治療と仕事の両立支援を図ることにより、ワークライフバランスを推進し、多様な人材が活躍できる環境を整備します。
5.職員間の良好なコミュニケーションを促進し、職場の活性化を図ります。
5.健康施策に関する主な効果検証指標
指標や目標値は、取組みを進めながら随時見直すこととします。
項目 |
令和8年度目標 |
健診の受診率 |
100% |
二次健診の受診率※ |
100% |
特定保健指導完了率(40歳以上) |
60% |
運動習慣者比率(35歳以上) |
40% |
※健診結果が有所見であった職員のうち、産業医により、再検査等が必要と判断された職員の二次健診受診率。