メールマガジンvol.160(2024.3.11配信）
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┃ 協会けんぽ静岡支部メールマガジン（令和6年3月11配信vol.160) ┃
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令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
協会けんぽの山崎です。
この時期は、気候の変化や新しい職場、引っ越しなど変化の多い季節に入りますね。そんな新しい環境へ順応するのに疲労が溜ってはいませんか。
今回は疲労回復にも効果的な「ニューサマーオレンジ」についての情報をお届けします。
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「ニューサマーオレンジ」と「日向夏」は
同じもの？
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ニューサマーオレンジは春から初夏にかけて出回る柑橘です。
世界にはおおよそ1,000種類もの柑橘があると言われていますが、その中でもニューサマーオレンジは産地によって呼び名が異なる珍しい品種です。静岡県や愛媛県などでは「ニューサマーオレンジ」、宮崎県では「日向夏」、高知県では「小夏」と呼ばれています。
ちなみに、ニューサマーオレンジという名前の由来は、柑橘の研究者である田村氏よりアメリカの研究者へ「new summer small orange」と紹介されたためだそうです。
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実はゆずの仲間？
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ニューサマーオレンジはみかんなどの他の柑橘と違い、外の黄色い皮と果肉の間の白い綿の部分にほのかな甘みがあることが特徴です。また、涼しげな黄色い見た目と爽やかな香りも特徴的です。ニューサマーオレンジの歴史は古く、1820年頃に宮崎県で発見されたゆずの突然変異種と言われています。
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みかんだけではない静岡の柑橘
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静岡県は三ケ日みかんなど全国有数のみかんの産地ですが、ニューサマーオレンジの産地でもあります。主な生産地は宮崎県で、次いで高知県、そして静岡県は全国第3位の生産量を誇っています。なかでも、伊豆半島の東側で盛んに栽培されていて、ニューサマーオレンジを使用したお菓子やジャム、ゼリーなど様々な商品が販売されています。
また、ニューサマーオレンジの変異種である「はるか」という平成うまれの比較的新しい品種も人気だそうです。
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ニューサマーオレンジの栄養
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主な栄養素は、多くの柑橘に含まれているクエン酸やビタミンCに加え、抗酸化作用のあるビタミンEや老廃物の排出や便秘解消に役立つ食物繊維も含まれています。
また、鉄の吸収を高めたり、メラニン色素の沈着防止やストレスを和らげる効果などもあります。
クエン酸：疲労回復効果、カルシウムなどのミネラルの吸収促進
ビタミンC：免疫力の向上、コラーゲンの合成
食物繊維：老廃物の排出促進、便秘解消
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ちょっとの工夫で美味しさも栄養もUP
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ニューサマーオレンジはみかんなどに比べると果肉や果汁には酸味があり、さっぱりとした清々しい味ですが、白い綿の部分にはほんのりとした甘みがあります。そのため、リンゴの皮むきをするように外の黄色い皮のみを薄くむくのが美味しくいただくポイントです。
さらに、白い綿の部分には食物繊維が豊富なため、美味しさだけでなく、栄養満点なのも嬉しいですね。
爽やかな色と香りのニューサマーオレンジで、一足先に初夏の味覚を味わってみてはいかがでしょうか！
