令和05年07月10日
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協会けんぽ福井支部
メールマガジン 第231号
令和5年7月10日 発行
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▼福井支部ホームページ▼
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/fukui
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こんにちは!協会けんぽ福井支部です。
いつもご愛読ありがとうございます。
夏本番の7月です。キャンプやバーベキューなど、アウトドアでお酒を飲む機会が増える方も多いのでは?
そこで、今月は「肝臓」の健康づくりに役立つ情報をお届けします!
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目次 ▽
~健康づくり情報~
薬やワクチンで防げる「肝がん」があります
肝臓をいたわる食生活を!
心を強くする 世界の名言・格言
〈アルベルト・アインシュタイン/理論物理学者〉
足のむくみは、股関節の刺激で解消しよう
~協会けんぽからのお知らせ~
健康づくりに取り組み保険料率を下げよう~インセンティブ制度~
ジェネリック医薬品についてのお知らせをお送りします
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~健康づくり情報~
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病気を知って、病気を防ぐ!
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■薬やワクチンで防げる「肝がん」があります
ウイルスや細菌による「感染」が原因となるがんのうち、肝がんの主な原因と言われているのが「B型肝炎ウイルス」「C型肝炎ウイルス」です。いずれも感染したら必ずがんになるわけではありませんが、がんにかかるリスクを減らせるよう対策を知っておきましょう。
●感染を防ぐには
B型・C型肝炎ウイルスは、おもに血液や体液を介して感染します。普通の生活をしていて感染することはまれですが、歯ブラシ、カミソリなど血液が付く可能性のあるものを共用しないなどの注意が必要です。
・感染しているかどうかは、血液検査で調べることができます
・B型肝炎にはワクチンが存在し、感染予防が可能です
●感染が判明したら
B型・C型肝炎ウイルスに感染すると、肝炎を発症し肝硬変や肝がんに進行することがあります。無症状で病気が進行することもあるので、感染が分かったら医療機関で継続して肝臓の状態をチェックしましょう。近年、B型肝炎ではウイルス量を減らす薬、C型肝炎では完治させる薬が登場し、高い治療効果をあげています。
※協会けんぽの被保険者の健診(生活習慣病予防健診)では、B型肝炎ウイルスの感染を調べる「HBs抗原」の検査、C型肝炎ウイルスの感染を調べる「HCV抗体」の検査があり、過去にC型肝炎ウイルス検査を受けたことがない35歳以上の希望者の方に対して実施しています。
肝がんのリスクを減らすためにも、一度は検査を受けましょう。
▼生活習慣病予防健診と肝炎ウイルス検査についてはこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat410/sb4010/
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「食」で防ごう!生活習慣病
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■肝臓をいたわる食生活を!
お酒の飲み過ぎが肝臓によくないことは周知の事実ですが、食べ過ぎもまたしかりです。弱っていても症状が出にくい肝臓を守るための食生活をマスターしましょう。
●食べ過ぎない
カロリーオーバーが続くと脂肪肝を招きます。食事は腹八分目を心がけましょう。
●栄養バランスを意識する
栄養の過多・偏りは、栄養素の代謝を行う肝臓の負担になります。めん類や丼などの単品ではなく、定食タイプのメニューなら栄養バランスが整いやすくなります。
●食物繊維の摂取で便秘を予防
体に有害な物質の解毒は肝臓が担っています。便秘は有害なアンモニアが過剰に発生し、肝臓に負担がかかります。野菜や海藻などから食物繊維をしっかりとって便秘を予防・解消しましょう。
●水分補給も忘れずに
水分不足も便秘の原因になります。就寝中は汗をかいて体内の水分が減少するため、起き抜けにコップ一杯の水を飲むと体が潤い、便意の促進にも有効です。
お酒を飲む人はもちろん、飲まない人も油断せず、毎日の食事で肝臓をいたわりましょう。
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心を強くする 世界の名言・格言
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「チャンスは、苦境の最中にある。」
〈アルベルト・アインシュタイン/理論物理学者〉
困難に見舞われたときこそ、そこから何かを見つけ出そうとする行動を続けてみましょう。投げ出さずに創意工夫で乗り切るべく挑戦を続ければ、思いがけないチャンスや将来の糧となる学びに出会えることでしょう。
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毎日、どこでも+10(プラス・テン)の運動習慣
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手軽にできる!「今より10分多く体を動かす」メニューをご紹介
■足のむくみは、股関節の刺激で解消しよう
足のむくみがつらいと感じたら、股関節周りの血液やリンパ液の流れを促してスッキリさせましょう。
1│イスに座り両脚を大きく開きます。
2│右手は右ひざに置き、左手で左内ももを外側へ押しながら、上半身を右にひねって30秒キープします(股関節の伸びを感じてください)。
3│反対側も同様に行います。
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~協会けんぽからのお知らせ~
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【1】健康づくりに取り組み保険料率を下げよう~インセンティブ制度~
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協会けんぽでは、平成 30 年度より、加入者及び事業主の皆さま一人ひとりの健康づくりの取り組みの実績に応じて全国 47 支部を順位付けし、上位15支部の保険料率を引き下げる「インセンティブ制度」を導入しています。評価の対象は次の5つの取り組みです。
特定健診等の実施率
特定保健指導の実施率
特定保健指導対象者の減少率
医療機関への受診勧奨を受けた要治療者の医療機関受診率
ジェネリック医薬品の使用割合
令和5年度の保険料率には、令和3年度の実績が反映されています。福井支部の令和3年度の実績は全国14位でした。皆さまの健康づくりの取り組みによりインセンティブ(報奨金)が付与され、令和5年度の保険料率引き下げにつながりました。
なお、5つの取り組みの内、「⑤ジェネリック医薬品の使用割合」のみ、令和2年度から順位を落としています(43位→47位)。
ジェネリック医薬品の使用をはじめ、医療費適正化の取り組みに引き続きご理解・ご協力をお願いいたします。
▼インセンティブ制度についてはこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/fukui/cat080/300523/
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【2】ジェネリック医薬品についてのお知らせをお送りします
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協会けんぽでは、平成21年度より、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらいお薬代が安くなるかを試算したお知らせを送付しています。令和5年度の送付は次のとおりです。
【送付時期】令和5年8月下旬
【対象者】7歳~74歳で次の①②いずれにも該当する方(すべての方に通知されるものではありません)
主に生活習慣病や慢性疾患などの先発医薬品を服用されている方
ジェネリック医薬品への切り替えによってお薬代の軽減が見込まれる方
【送付先】被保険者の方のご自宅宛て
平成21年度から令和3年度にかけて、福井支部では対象者の内、約3割の方がジェネリック医薬品に切り替えていますが、ジェネリック医薬品の使用割合は全国平均を下回る状況が続いています。
福井支部では医療機関・薬局にジェネリック医薬品希望を伝えやすくするための「ジェネリック医薬品希望シール」を配付しています。品質および安定供給の信頼性確保を大前提として、ジェネリック医薬品の正しい理解と使用の促進に今後も努めていきますので、引き続きご理解・ご協力をお願いいたします。
▼ジェネリック医薬品希望シールの申込書はこちら
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/fukui/cat070/2812077/20230403001/
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
●次回の配信は、8月10日予定●
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【発信元】
全国健康保険協会(協会けんぽ) 福井支部
企画総務グループ
TEL:0776-27-8301