突発性難聴について
突発性難聴はある朝、目が覚めると、突然、耳の聞こえが悪いことに気付いたり、今まで聞こえていた音が急に片方の耳より聞こえにくいというような症状で気づく耳の病気です。
原因
不明
特徴
何時どんな時に発症したか説明できるほど突発的に起こります。
両方の耳に発症することはほとんどありません。
発症年齢
50歳から60歳ごろが一番多いと言われています。
最近は若い人も増加傾向です。
私自身、2年前の9月に発症した時は起床時でした。
テレビの音の聞こえ方がいつもと違っていたので、すぐ異変に気づきました。 片耳なので違和感が強く、一日様子を見てから、耳鼻科を受診し、問診、聴力検査を受けました。疲れ、ストレスなどの因果関係もあるのかと思いましたが、医師の診断では原因は不明とのこと。
そして診察の結果、服薬治療をすることになりました。飲みにくい薬だと、医師からも、薬剤師からも言われましたが私の場合は、あまり苦になりませんでした。2か月近く服薬し、良くなりました。今は聴力は全く問題ありません。両耳ともよく聞こえます。
突発性難聴が治るかどうかは、どれだけ早く治療を始められるかにかかっています。
いつもと比べ、聞こえが悪いと感じたり、聞こえ方がおかしい感じたら、
遅くても一週間以内、できればもっと早く数日の間に耳鼻科を受診してください。
保健師 村田 久美子