令和04年03月16日
【インセンティブ制度とは?】
協会けんぽでは、平成30年度から「インセンティブ制度」を導入しています。この制度は、協会けんぽの加入者及び事業主の皆様の健康増進や医療費適正化に向けた取組を5つの指標で各支部(都道府県)ごとに評価し、評価結果(成績)が上位23位以内に入った場合にインセンティブ(報奨金)が付与され、都道府県ごとの『健康保険料率』に反映させるものです。なお、当該年度の実績は翌々年度の保険料率に反映させる仕組みとなっており、令和2年度の取り組み結果は令和4年度の保険料に反映されます。
【島根支部の現状】
令和2年度の島根支部の総合順位は、協会けんぽ全47支部中第14位となり、インセンティブ(報奨金)を付与されました。加入者25万人の皆様および事業主様が、日頃から健康づくりに取り組んでいただいた結果です。
令和2年度は、特定健診実施率の低下が健診後に受ける特定保健指導実施率等にも影響しました。特に指標④要治療者の医療機関受診率は、令和元年度に比べて大きく下がりました。
上記①~⑤の割合が高くなれば高くなるほど、また前年度からの伸びが大きければ大きいほど、島根支部の結果につながり、保険料率の引き下げにつながります。令和2年度の結果、特に指標④要治療者医療機関受診率への取り組みが必要です。
【指標④要治療者の医療機関受診率向上のため皆さまへのお願い】
・受診勧奨のご案内が届きましたら必ず医療機関を受診してください。
・従業員の健診結果を把握し、特に「要治療」「要再検査」の従業員に対して医療機関を受診するよう勧めてください。
島根支部では、引き続き皆さまの健康づくりをサポートいたしますので、今後とも積極的な健康づくりへのご協力をお願いいたします。
指標①特定健診等の受診率
・協会けんぽの「生活習慣病予防健診」(被保険者の方)、特定健診(被扶養者の方)をご利用ください。
・生活習慣病予防健診を利用されない場合は「健診結果データ」を協会けんぽへ提供してください。
指標②特定保健指導の実施率
・健診結果で「生活改善が必要」と判断された方は、協会けんぽの特定保健指導をご利用ください。
指標③特定保健指導対象者の減少率
日ごろから健康的な生活習慣を心がけましょう。
特定保健指導は、保健師等の指示のもと、最後まで継続してください。
※生活習慣病とその予防についてはこちらをご覧ください。
指標⑤ジェネリック医薬品の使用割合
・医師や薬剤師に「ジェネリック医薬品」を希望することを伝えて、積極的にご利用ください。
インセンティブ制度の仕組みや令和2年度の結果等を、わかりやすくお知らせするためのパンフレットを作成しました。
ぜひ御覧ください。