事業主の皆様へ「風しんにご注意ください!」(島根県薬事衛生課からのお知らせ)
風しんが流行しています
現在、全国的に風しんが流行しており、平成25年は5月22日現在で7,540名の患者が確認されています。島根県では、患者発生数はまだ少ないものの、今後の流行が懸念されています。
全国的にみると、風しんの予防接種を受けていない20歳代から40歳代男性の患者の報告が多く、20歳代女性の患者数も増加しています。
特に注意が必要なのは、妊婦です。風しんは、充分な免疫をもたない妊娠初期の妊婦が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が発生することが懸念されています。
そのため、事業所においても、以下の風しん対策を実施いただくようご検討ください。
1.従業員に対する以下の呼びかけにご協力ください
- 女性は、妊娠前に風しんの予防接種を受けることを検討する
※接種後2ヶ月は避妊が必要 - 妊娠中の女性のご家族の方は、風しんの予防接種を受けることを検討する
※妊婦は、風しんの予防接種を受けることができません - 成人男性で風しんのワクチン接種を受けていない方は、予防接種を受けることを検討する
2.従業員が予防接種のために医療機関などの受診を希望した場合はご配慮ください
3.入社時などに、従業員に対する予防接種の記録の確認の呼びかけにご協力ください
4.職場での感染予防のため、風しんにかかった人の休暇についてご配慮ください
5.従業員に対し、風しんの抗体検査の機会を設けるようご配慮ください
「風しん予防啓発リーフレット【職場編】(厚生労働省HP)」はこちらから