平成28年07月31日
一大ブームとなった炭水化物抜きダイエット。今でも続けている人も多いのではないでしょうか。確かに始めてすぐは減量したという人も多いかもしれません。しかし、このダイエットを続けると、思わぬ落とし穴が!
炭水化物は糖質を多く含んでいますが、炭水化物を抜くことで糖質が不足してしまい、体に思わぬ影響が出てしまうのです・・・。
実は、糖質は脳が使える唯一のエネルギー源です。脳に十分なエネルギーがいかなくなると、集中力が低下し、業務に差し支える事態を招くことも・・・。
また、糖質不足の状態が続くと、なんと筋肉などのタンパク質を少しずつ分解して使うようになってしまいます。筋肉量が減ると、基礎代謝量が減り、太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
そこでおすすめは、糖質と一緒に食物繊維の豊富な野菜(いも類以外)やきのこをたっぷり食べること!
ごはんやパンだけの食事では、血糖値が急上昇します。私たちの体は、血糖値が急激に上がれば上がるほど、インスリンが多量に分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や肝臓に送る一方で、処理が追いつかずに余った糖は脂肪に変えてためこんでしまいます。
糖質を食物繊維と一緒に摂ることで、食後の血糖値の上昇が緩やかになるため、効率良くエネルギーに変えることができ、脂肪へ変えられる心配はぐーんと減るのです。
糖質は、多すぎず少なすぎずの量を摂ることが大事。毎食、ごはんやパンなどの炭水化物を1種類食べるのがおすすめです。
ごはんはどんなに少なくしても、子ども茶碗1杯は食べるようにするのが、ダイエットへの近道ですよ♪
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