事案
健診機関からの受診者通知および協会報告データの一部に誤りがあり、1件について誤って協会へ報告したことが判明したもの。
発生原因
健診時に、健診担当看護師が測定値をカルテに記入する際、誤った数値を記入。また、健診終了時にカルテの記載漏れ、記載誤りの確認を行うが、その時点でも記入誤りに気づかずそのまま測定値として反映されてしまったもの。
判明契機
保健指導実施の協会保健師からの連絡により判明。
対応日
令和7年7月1日
対応
健診機関において、受診者への謝罪と通知の差し替えおよび協会への正しいデータ報告を実施しました。
再発防止策
・健診機関において、健診時に、測定後の数値等を速やかにカルテに記入を行い、その数値等が正確なものか、受診者に声出しで確認あるいは、記入済みのカルテを見てもらうといった確認手順を確実に行うとともに、カルテの数値や漏れ等を、看護師、医師、受付の段階でそれぞれが確認を行い、受診者が帰られるまでに複数回の確認を行うことで、再発防止に努めてまいります。あわせて、健診システムにカルテの数値を入力時に、前年履歴等があり、その数値と大きく乖離している場合は警告が出るといったシステム上で再発防止が図れないかをベンダーと検討してまいります。
・大阪支部においては、健診実施機関の提出した再発防止策ならびに体制が整備されていることを確認しました。