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禁煙コラム第4回

【 タバコとニコチン依存症 】

 

 平成25年の厚生労働省国民健康栄養調査では男性喫煙者32.2%、女性喫煙者8.2%で男女ともに10年間で減少傾向にあります。喫煙者の約7割がニコチン依存症で、そのうち6割以上が禁煙を望んでいることが調査で明らかになりました。

 では、そんなにたくさんの人がタバコを止めたいと思っているのに、止められないのは何故でしょうか。

 喫煙は「ニコチン依存症」という病気=薬剤依存症の一つだからです。ニコチンを摂取しやすいように加工されたタバコ商品を常習的に喫煙した結果、薬剤依存と習慣依存になり、自らの意思で禁煙をすることが困難になった精神疾患を「ニコチン依存症」と言います。

 

<脳内の仕組み>

 タバコを吸う→ニコチンが肺から血中に入る→すぐに脳内に到達する→ニコチンが脳の受容体に結合する→快感を生じる物質(ドーパミン)が放出される→快感を感じる→時間が経ちニコチンの血中濃度が下がる→不安症状やイライラ感などの不愉快な気分が生じる→またタバコを吸いたくなる→タバコを吸う

 

<ニコチン依存症からの脱却方法>

 ニコチン依存症は病気ですから、治療方法があります。

 現在は禁煙外来で飲み薬や貼り薬を使った治療が行われており、要件を満たせば保険での治療が受けられます。

「楽にあまりお金もかけずに止められる方法」がありますから、禁煙外来の医師に相談してみて下さい。

 

(全国健康保険協会 大阪支部 保健グループ)