令和04年01月07日
コロナ禍になり自宅で過ごす時間が増えた昨今、仕事やネット、ゲームなどでパソコンやスマートフォンの画面を見ている時間も増えてしまった…なんてことはありませんか?
空気が乾燥しやすいこの季節は、お肌のカサつきだけでなく、目も乾燥し疲れやすくなっています。
症状が進行すると、それは“ドライアイ”の可能性も…!
“ドライアイ”とは推定2,200万人もの患者さんがいるとされている目の病気です。
★こんな症状に要注意!
・目が乾く
・目が疲れる
・目がゴロゴロする
・ものがかすんで見える
・目が充血しやすい 等
★どうして“ドライアイ”になるの?
・まばたきの回数が減るため
パソコン作業等により、自然とまばたきの回数が減少しがちになります。景色を見る時は1分間に20~30回、本を読む時は15回程度まばたきをしているのに対し、パソコン等の画面を見る時は10回以下になると言われています。
・涙の分泌量が減るため
作業に集中するなど緊張状態になると交感神経が活発になり、涙の分泌量が減ってしまいます。涙は副交感神経が活発になるリラックス時に出やすいと言われています。
★“ドライアイ”を防ぐにはどうすればよい?
・パソコンモニターを目線よりやや下にする(机や椅子を調節して少し見下ろす程度の高さ)
・パソコンの連続作業は1時間までにし、10〜15分程度休憩をする
・エアコン等の風が直接当たらないようにする
・加湿器を使う(湿度は40〜60%に)
・意識的にまばたきをする
・コンタクトの使用を控えて眼鏡をかける
・蒸しタオルや温かいアイマスクで5分程度目を温める
・目の周りをマッサージする
・目の体操をする(目をギュッと閉じてパッと開く、目を上下、左右に動かす、斜め45度に上下左右に動か
す、目をぐるりと1周する等)
まばたきを10秒ガマンできなければ、“ドライアイ”の可能性があります。
一緒に試してみませんか? はい! 1秒、2秒、3秒…いかがでしたか?
“ドライアイ”は予防できる病気です。身近なところから対策してみませんか?