令和03年08月02日
仕事の合間に私たちを癒してくれる身近な存在のコーヒー。毎日飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
日本では1人当たりのコーヒー国別消費量ランキングで例年5位に位置するほど私たちに馴染み深い飲み物ですが、甘い缶コーヒーをよく飲んでいる方は要注意!一般的に、缶コーヒーには、加糖であれば4~5本、微糖であれば1~2本のスティックシュガー(3g)が含まれているのです!
WHO(世界保健機関)によると、1日の砂糖摂取量の目安を1日の摂取カロリーの5%未満に抑えるのが望ましいとされています。これは成人であれば、約25gの砂糖量に相当し、スティックシュガー(3g)に換算するとおよそ8本分になります。砂糖を取り過ぎてしまうと、虫歯や肥満に繋がり、糖尿病や心臓病等の病気のリスクも高くなってしまいます。
今回は、無糖のコーヒーが苦手な方でもヘルシーで美味しく楽しめるコーヒーをご紹介します。
① 無糖なのに甘い!?【フレーバーコーヒー】
甘いコーヒーでないと飲めないという方は“フレーバーコーヒー”なんていかがでしょうか。直訳すると「香り付きコーヒー」であり、その名の通り生のコーヒー豆を焙煎し水分を飛ばす過程で、香料となるバニラエッセンスやシナモンパウダーなどを加えて香り付けしたコーヒーです。
人間の嗅覚とは侮れないもので、鼻先で温かなキャラメルの香りがしたら「今自分は甘いものを飲んでいる」と錯覚してしまいます。その上カロリーは無糖のコーヒーと一緒、つまりカロリーゼロです。
苦いコーヒーは苦手、でも甘いコーヒーもカロリーが気になる・・・という方は、“フレーバーコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。
② 苦味を抑えた【コールドブリュー】
コンビニの新商品紹介やテレビCMで「コールドブリュー」という言葉を耳にしたことはありませんか?直訳すると「低温抽出」であり、コーヒー豆や粉を直接水に浸し、長時間かけてゆっくりと成分を抽出、ろ過することで、スッキリとした味わいになるのが特徴的です。
熱を加えないため、苦味や渋味を抑えることができますよ♪
今回ご紹介したコーヒー以外にも、コーヒー豆の段階で苦味やクセを抑えた飲みやすい品種のコーヒーもありますので、ぜひお気に入りのコーヒーを見つけてみてくださいね。
健康的にコーヒーを楽しむため、無糖“だからこそ”美味しいコーヒーを試してみてはいかがでしょうか?