令和02年09月02日
「歯周病」という言葉をご存じですか?
日本では、成人の約8割が歯周病に罹患していると言われるほど、
だれもがなり得るとってもポピュラーな病気です。
そもそも「歯周病」とはどのような病気なのでしょうか。
「歯周病」とは歯と歯ぐき(歯肉)の間に歯垢(プラーク)がたまり、
歯垢の中の細菌によって、歯の周りの組織に炎症を引き起こす病気です。
しかし初期段階ではなかなか自分自身で自覚できる症状は出てきません。
歯周病は予防ができる病気です。
将来の自分の歯を守るためにも、歯や歯ぐきの健康にも目を向けてみませんか?
◆こんな症状はある場合は要注意!◆
・朝起きた時、口の中がネバネバする
・口臭が気になる
・歯と歯の間にすきまができた、食べ物がはさまる
・歯肉がはれることがある
・歯肉から出血することがある
・ぐらつく歯がある
・歯ぐきが下がったような気がする
・かたい物がかみにくい
ひとつでも当てはまるものがある場合は、歯周病に進行する恐れがあります。
◆歯周病を予防するには・・・◆
歯周病の原因である「歯垢」をためない、増やさないことが大切です。
歯ブラシが歯と歯ぐきの間にしっかり届くよう、
正しいブラッシング方法での歯磨きを心がけましょう。
また、喫煙や不規則な食生活、栄養の偏りは歯周組織の抵抗力を弱めたり、
甘いものややわらかいものを食べたりする習慣がある人は歯垢が増えやすくなっています。
定期的に歯医者さんに診てもらい、正しいブラッシング方法での歯磨きを
毎日実行することで歯周病を予防することができますよ。
歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切です。
自分の歯で美味しいものを食べ続けるために、お口の中の健康を守っていきましょう。