令和04年05月06日
要治療者への受診勧奨に関する業務委託について
1 委託業務の概要
(1)目的
生活習慣病予防健診の結果において、要治療・要精密検査の判定となり治療等が必要な者に対して、健診日の約1か月後に受診状況の確認のため電話による勧奨をする。
健診後、治療等が必要な者が、未治療とならないよう確実に受診へつなげることにより重症化予防と医療費適正化を図る。
(2)業務概要
①健診結果から血圧、血糖またはLDLコレステロール値の検査において受診基準値に該当し、通院治療を受けてない者に対し、電話または文書等により健診日の約1か月後に受診状況を確認し、未受診の者については受診勧奨をする。
②電話勧奨を主とするため昨年度の健診結果から該当者を選定しておき、健診申込時や健診当日等に連絡先を確認しておく。
手順
ア)健診結果から対象者を選定し結果通知に受診勧奨チラシを封入する。(別途依頼)
イ)健診日の約1か月後対象者へ電話等で受診状況を確認し、未治療者には医療機関への受診を促す。委託費用は、勧奨1名につき1,000円(上限、税抜)とする。
ウ)当支部にて勧奨報告書に基づき、健診日から勧奨日の翌月末までの治療受診(レセプト)の状況を確認し、受診が確認できた場合、成功報酬として1名につき2,000円(上限、税抜)を追加で支払う。
(3)勧奨対象者
全国健康保険協会の被保険者で、生活習慣病予防健診の結果において、以下①②に挙げる勧奨基準値以上の者とする。ただし、内服治療中・通院中の者は除く。
①(ア)から(ウ)のうち2つ以上該当する者。※〈表1〉参照
(ア)血圧:収縮期血圧160mmHg以上、または拡張期血圧100mmHg以上
(イ)血糖:空腹時血糖126mg/dl以上、またはHbA1c(NGSP値)6.5%以上
(ウ)LDLコレステロール:180mg/dl以上
〈表1〉健診結果の判定値より医療機関への受診を必要とする基準①
(ア)血圧 | (イ)血糖 | (ウ)LDL | |||
収縮期血圧 | 拡張期血圧 | 空腹時血糖 以上含む) | HbA1c (NGSP値) | LDLコレステロール | |
160mmHg以上 | 100mmHg以上 | 126mg/dl以上 | 6.5%以上 | 180mg/dl以上 |
②(ア)、(イ)のうち1つ以上該当する者。※〈表2〉参照
(ア)血圧:収縮期血圧180mmHg以上、または拡張期血圧110mmHg以上
(イ)血糖:空腹時血糖160mg/dl以上、またはHbA1c8.4%以上
〈表2〉健診結果の判定値より医療機関への受診を必要とする基準②
(ア)血圧 | (イ)血糖 | ||
収縮期血圧 | 拡張期血圧 | 空腹時血糖 | HbA1c(NGSP値) |
180mmHg以上 | 110mmHg以上 | 160mg/dl以上 | 8.4%以上 |
2 実施時期
契約締結日から令和5年3月31日とする。
3 報告・請求方法
受託者は、原則1か月ごとに請求書を作成し提出する。
月末までに受診勧奨を実施し、電話確認・勧奨を実施した者の人数に1,000円(消費税抜)を乗じた金額を別紙1にて請求する。
請求時には、別紙2の報告書を添付する。
また、健診日から勧奨日の翌月末までに受診が確認できた人数を支部から毎月報告するため、別紙3にて請求する。(別紙1~別紙3様式については以下6仕様書を参照のこと。)
4 担当部署(連絡先)
全国健康保険協会岡山支部 保健グループ 津森
〒700-8506 岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル1号館8階
電話:086-803-5784
5 申込用紙
6 仕様書