令和6年6月 ≪禁煙で血管を若々しく≫
令和06年06月19日
★厚生労働省によりますと、日本人の平均寿命は男性81.5歳、女性87.9歳(2022年)です。
昭和60年と比べると6年以上伸び、65歳時の平均余命も伸びており、男女ともに高齢期が年々長くなっています。
また、健康日本21(第2次)の主要な目標値である健康寿命は徐々に延伸しています。
「人は血管とともに老いる」といわれています。
いつまでも健康で長生きをするためには血管の老化を遅らせる必要があります。
肥満や運動不足、暴飲暴食など、いろいろな要因が血管の老化を加速させますが、特にこわいのが「たばこ」です。
たばこは血管の動脈硬化を進めて、血管の老化を加速してしまいます。
この機会に是非、禁煙をおすすめします。
たばこには「百害あって一利なし!」です。
◎たばこの血管への影響!!
ニコチンは交感神経を刺激して、心拍数の増加、血圧上昇、心筋の収縮および酸素需要の増加を引き起こします。同時に、血管の収縮により血の流れが悪くなり、酸素や栄養が全身にいきわたらなくなります。
たばこの煙に含まれる一酸化炭素は、酸素の運搬役のヘモグロビンを横取りするため、酸素不足を引き起こします。また、血管が脆くなったり詰まったりする原因になります。
たばこを吸い続けていると血管の老化が加速し、特に脳血管が大変なことになります!
◎禁煙をすると!!
・自分自身の病気予防になります
・不快な症状をなくします(咳、のどの痛み、息切れ、だるさなど)
・自分が病気になり、近親者を悲しい気持ちにさせるのを防ぎます
・副流煙で身近な人たちの健康に害を与えません
・喫煙にはお金がかかるので、その分、お金がたまります
禁煙すると血行は改善します!!
喫煙のために収縮していた血管が元に戻り、手足の血行が良くなり、血圧や脈拍が下がります。
★厚生労働省によると、成人の喫煙者のうち男性の喫煙者27.1%、女性は7.6%です。喫煙者率は男女ともに低下を続けています。
~今が、やめ時かもしれません!~