令和6年5月 ≪朝ごはんで太りにくい体を作る≫
令和06年05月15日
朝は忙しいし、そんなに食欲もない。ついでに、太らないように少しでも食事のカロリーを減らそうと、朝ごはんを抜いてはいませんか?
朝ごはんは1日のはじまりに食べる大切な食事です。
朝ごはんを食べないことはとってももったいないことです。
朝ごはんを食べることで、脳と体が動き始め、健康にも以下のようなメリットがあります。
*活動に必要なエネルギーの補給
*脳を活性化させ集中力を高める
*排便習慣が整う
*太りにくい体を作る
その中で、今回はなぜ朝ごはんを食べないと太りやすくなるのか、朝ごはんを食べると太りにくくなるのか、についてお話します。
★体温上昇効果
体温は寝ている間に下がっています。
朝ごはんを食べることで、胃腸など内臓の動きが活発になり、体が温まりやすくなります。
しかし、朝ごはんを抜くと午前中は体温が上がりにくく、エネルギー効率の悪い体になってしまいます。
太りにくい体を作るには、カロリーを抑えるだけでなく、エネルギーを消費することも大切です。
朝ごはんを食べると、体が温まり基礎代謝もアップするので、太りにくい体ができます。
★筋肉の分解を防ぐ
空腹の時間が長いと、体が飢餓状態になってしまいます。
食事からエネルギー補給ができないと、体は自分の筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。
そのため朝ごはんを食べないと、筋肉量が減りエネルギー消費量も少なくなります。
筋肉量を維持し、基礎代謝量を上げるためにも、朝ごはんを食べることはとても重要です。
★体内時計が整い、良い睡眠につながる
朝ごはんを食べると胃腸が活動を始めます。朝日を浴びて朝ごはんを食べるという行動が体を目覚めさせ、1日が始まったことを教えてくれます。
私たちの体内時計は約25時間であるため、放っておくと少しずつズレて、昼夜のリズムが合わなくなってしまいます。しかし、朝ごはんを食べることで、体内時計がリセットされ、睡眠のリズムが整い、深い眠りで食欲を抑えられるようになります。
逆に睡眠不足になると、食欲を増進させる【 グレリン 】というホルモンの分泌が増加することから、食欲が増大し太りやすくなります。
食欲を抑える【 レプチン 】というホルモンを分泌させるためには、質の良い睡眠が必要です。
朝ごはんを食べることが太りにくい体を作る近道と分かっていただけましたか?
朝ごはんを今まで食べていなかった人は、まずは野菜ジュースや牛乳などの飲み物からでも食べてみてください。
朝ごはんを食べると午前中から活発に動けるようになります。
朝ごはんを食べる習慣を持ち、1日を元気に楽しく過ごしましょう♪♪