令和7年5月31日
事案
全国健康保険協会長野支部(以下「長野支部」)という。)が、A健診機関へ「特定保健指導における血液等検査受付票(以下「受付票」という。)」を送付する際、誤ってB健診機関あてに送付したことでB健診機関に6名分の特定保健指導対象者の情報(氏名、生年月日、性別、保険者番号、健康保険の記号・番号、勤務先事業所名、特定保健指導の該当者であること)が漏えいしてしまいました。
発生原因
以下の2点によります。
・担当者Aは、A健診機関名とB健診機関名が似ているため、思い込みでB健診機関あての送付書を作成し封入してしまいました。
・担当者Bは、ダブルチェックを行う際、送付先は間違いないという思い込みがあり、健診機関名についてチェックを行いませんでした。
判明契機
B健診機関より長野支部に連絡があり判明しました。
対応
・判明後、B健診機関より受付票を速やかに回収いたしました。6名の方に電話連絡を行い、今回の事案の経過について説明と謝罪を行いました。また、お詫びの文書を送付させていただきました。
再発防止策
・今回の事案について長野支部内に周知をし、要配慮個人情報については特に注意して扱うよう改めて周知徹底を行いました。
・封入・封緘作業時の誤送付防止のためのチェックルール順守状況を管理者等が定期的に点検することとしました。