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ジェネリック医薬品に切り替えると?

 いつも病院で処方されているお薬を「ジェネリック医薬品」に変えると、お薬代はどのくらいかわるのでしょうか? 

 まずは、服用されているお薬が「先発医薬品」か「ジェネリック医薬品」かを確認しましょう。

 もし、服用されているお薬が「先発医薬品」であれば該当する「ジェネリック医薬品」があるかどうかをお医者さん・薬剤師さんに聞いてみるか、インターネットなどで調べてみましょう。

 

ケース1

【傷病名】 糖尿病  

◆2種類のお薬が30日分、処方されています。

 ※ここでは、お薬の「製品名」ではなく、「成分名(一般名)」で記載しています。

  1. メトホルミン塩酸塩250mg(血糖値を下げます)(1日3回(1回1錠))
  2. ボグリボース0.3mg(食後の血糖上昇をおさえます)(1日3回(1回1錠))

【上記の2剤両方とも「先発医薬品」を処方された場合】

≪1日当たり≫

  • メトホルミン塩酸塩250mg ・・・ 9.7円 × 3錠 = 29.1円
  • ボグリボース0.3mg ・・・ 66.0円 × 3錠 = 198.0円

◆2剤合計の金額 230円

※1日分の薬剤費は、1円単位で5円以下は切り捨て、5円を超える分は切り上げて計算されます。

≪30日分≫

 230円(1日分)×30日=6,900円

 保険証の提示で自己負担は3割(10円未満四捨五入)となるため、

 患者さんが窓口で支払うお薬代は 2,070円となります。


 【上記の2剤両方とも「ジェネリック医薬品」を処方された場合】

≪1日当たり≫

  • メトホルミン塩酸塩250mg ・・・ 9.3円 × 3錠 = 27.9円
  • ボグリボース0.3mg ・・・ 34.7円 × 3錠 = 104.1円

◆2剤合計の金額 130円

※1日分の薬剤費は、1円単位で5円以下は切り捨て、5円を超える分は切り上げて計算されます。

≪30日分≫

 130円(1日分)×30日=3,900円

 保険証の提示で自己負担は3割(10円未満四捨五入)となるため、

 患者さんが窓口で支払うお薬代は 1,170円となります。


 【先発医薬品とジェネリック医薬品、30日分の差額】

2,070円(先発医薬品のみ処方)-1,170円(ジェネリック医薬品のみ処方)=900円(差額)

 

ケース2

【傷病名】 糖尿病、高血圧症、高尿酸血症、難治性逆流性食道炎  

◆5種類のお薬が、それぞれ30日分処方されています。

 ※ここでは、お薬の「製品名」ではなく、「成分名(一般名)」で記載しています。

  1. ニフェジピン10mg(血圧を下げる)(1日2回(1回1錠))
  2. アロプリノール100mg(尿酸を減らす)(1日2回(1回1錠))
  3. グリベンクラミド2.5mg(血糖値を下げる)(1日1回(1回1錠))
  4. ランソプラゾール30mg(胃酸の分泌を抑える)(1日1回(1回1錠))
  5. ボグリボース0.3mg(食後の血糖上昇を抑える )(1日2回(1回1錠))

【上記のお薬をすべて「先発医薬品」で処方された場合】

≪1日当たり≫

  1.  ニフェジピン10mg ・・・ 20.0円 × 2錠 = 40.0円
  2. アロプリノール100mg ・・・ 29.1円 × 2錠 = 58.2円
  3. グリベンクラミド2.5mg ・・・ 15.3円 × 1錠 = 15.3円
  4. ランソプラゾール30mg ・・・ 199.0円 × 1錠 = 199.0円
  5. ボグリボース0.3mg ・・・ 66.0円 × 2錠 = 132.0円

◆5剤合計の金額 440円

※1日分の薬剤費は、1円単位で5円以下は切り捨て、5円を超える分は切り上げて計算されます。

≪30日分≫

 440円(1日分)×30日=13,200円

 保険証の提示で自己負担は3割(10円未満四捨五入)となるため、

 患者さんが窓口で支払うお薬代は 3,960円となります。


 【上記のお薬をすべて「ジェネリック医薬品」で処方された場合】  

 ≪1日当たり≫

  1.  ニフェジピン10mg ・・・ 6.1円 × 2錠 = 12.2円
  2. アロプリノール100mg ・・・ 6.1円 × 2錠 = 12.2円
  3. グリベンクラミド2.5mg ・・・ 6.1円 × 1錠 = 6.1円
  4. ランソプラゾール30mg ・・・ 111.0円 × 1錠 = 111.0円
  5. ボグリボース0.3mg ・・・ 36.5円 × 2錠 = 73.0円

◆5剤合計の金額 210円

※1日分の薬剤費は、1円単位で5円以下は切り捨て、5円を超える分は切り上げて計算されます。

≪30日分≫

 210円(1日分)×30日=6,300円

 保険証の提示で自己負担は3割(10円未満四捨五入)となるため、

 患者さんが窓口で支払うお薬代は 1,890円となります。


  【先発医薬品とジェネリック医薬品、30日分の差額】

3,960円(先発医薬品のみ処方)-1,890円(ジェネリック医薬品のみ処方)=2,070円(差額)

 


このように、ジェネリック医薬品を選ぶと3割以上、なかには5割以上お値段が安くなるお薬もあります。

ジェネリック医薬品は高血圧や高脂血症のお薬、糖尿病のお薬などさまざまな分野や症状に対応しています。お薬の形態もカプセルや錠剤などさまざまです。

ジェネリック医薬品は、これまで効き目や安全性が実証されてきたお薬(先発医薬品)と同等と確認された上で製造、販売が認可されているので安心です。

ご自分が服用されているお薬に、該当するジェネリック医薬品があるかどうかは、お医者さん・薬剤師さんに聞いてみるか、インターネットなどで調べてみましょう。



 ジェネリック医薬品があるかどうかを調べるサイト

「かんじゃさんの薬箱」(こちらは外部のサイトになります)