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メールマガジン63号(2017年2月5日)

「歯みがきなどの口腔ケアがインフルエンザ予防に有効!なのをご存じですか?」北海道歯科医師会

 冬にかけて流行し 集団感染も起こるインフルエンザ。
 北海道でも気温が下がり空気が感染し、学校の冬期休暇明けの影響もあり 名寄保健所管内で警報レベル、22保健所管内で注意報レベルとなっています。

 “インフルエンザ予防”と言われて日常のうがいと手洗いを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は歯みがきなどの口腔ケアもインフルエンザ予防に有効なのをご存知ですか?
 歯周病はプロテアーゼという粘膜を覆っているタンパク質分解酵素を発生させ インフルエンザウィルスが細胞にくっつき侵入しやすくします。
 また、歯周病菌由来の酵素は抗ウィルス薬では抑制できないため口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長し、タミフルやリレンザなどの治療薬が効きにくくなります。
 特に免疫力の弱い高齢者や子どもは、インフルエンザが重症化する可能性があります。

 奈良県歯科医師会高齢者歯科保健委員長の調査によると デイケアに通う高齢の方に、日頃から丁寧な歯みがきや舌みがきなどの口腔ケアの指導を実施したところ、インフルエンザの発症率が10分の1までに低下したことがわかりました。

 また、2009年から2010年のインフルエンザ流行時に杉並区の区立小学校で洗面台を増設、歯みがきを促進する運動をおこなったところ インフルエンザによる学級閉鎖は半分近くまで減少しました。

 その他にも 細菌を口やのどから入れないという点でも 通常の風邪などの病気予防にも効果がありますので、口腔ケアをしっかり行い 口腔内を清潔に保ちましょう。