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2020年2月 今どきの若者は立派です!

 年長者が若い年代の人を「今どきの若者は○○」という決まり文句で嘆くことがよくありますが、最近の若者の活躍には目を見張るものがあります。

 スポーツの世界では、卓球やバドミントン、水泳などで10代、20代の若者が大活躍しており、ベテランの方たちはオリンピックの出場資格を得るのに大変苦労しているようです。また、ゴルフにおいては、昨年の全英オープンで渋野日向子選手が日本人として42年ぶりのメジャー制覇を果たしました。

 さらに将棋の世界でも、藤井聡太現七段が彗星のごとく現れ、62年ぶりに最年少棋士の記録を塗り替えました。その後の活躍も皆さまがご承知の通りです。 

 一方で、私の趣味であるクラシックの世界でも、バイオリンやピアノ、チェロや管楽器において、数年に一度獲得するかどうかというメジャーな海外のコンクールで、続々と優勝や上位入賞を果たしており、黄金時代といっても過言ではない状況にあります。

 指揮者の分野では、今まで女性の活躍が限られた一部の人だけでしたが、現在では日本でも世界でも目覚ましい活躍ぶりです。特に世界では、ここ数年で男性が独占していたオーケストラや歌劇場の音楽監督などのポストに女性が就くケースが続出しています。

 これらに共通するのは、このような素晴らしい成績を残す方たちは、脚光を浴びているときに大きな力を発揮している(本番に強い)ということがあります。また、どの分野においても、女性の活躍が特に素晴らしいということです。

 少し最初の話からずれてしまいましたが、若い人たちの活躍について、私どもの職場を見てみると、入社23年の方たちが責任ある仕事を任せられ、期待以上の活躍を示していて、本当に頼もしい限りです。

 翻って世の中を見ると、戦後営々として築き上げてきたものが、様々な分野で崩れつつあることを目にします。これはわれわれ中高年が、戦後時代に築き上げられた貴重な財産の継承に失敗していると感じています。却って、今どきの大人は何をしているんだと言われてしまいそうです。