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福島支部

カミノ製作所さまへ訪問しました


「健康経営」が福島県内に広まるよう、協会けんぽ福島支部では福島県や関係機関と連携して健康づくり事業に取り組んでいます。

今回、健康経営に積極的に取り組まれている事業所さまへ協会けんぽ福島支部長が訪問し、事業主さま(管理者さま)へ取り組みなどについて伺ってまいりました。

 

カミノ製作所さま

  • 本社:伊達郡川俣町
  • 代表取締役:神野 三和子 さま
  • 従業員数:19名(取材時)

 

 

   

 カミノ製作所さま社屋

 

主な取り組み内容

1.社員の健康に配慮した社員食堂の運営

2.施設内禁煙の徹底、休憩時間の見直し

3.ラジオ体操、ストレッチの実施

4.体重計、血圧計、マッサージチェアの設置

5.インフルエンザ予防接種の会社負担

 

懇談の様子

カミノ製作所 代表取締役 神野さま、スプリング事業部 部長 佐久間さまに懇談のお時間を設けていただきました。大変お忙しいところありがとうございました。


左から福島支部支部長齋藤、
カミノ製作所 スプリング事業部 部長 佐久間さま、代表取締役 神野さま

 

協会けんぽ福島支部長(以下「福島支部長」):
「健康事業所宣言」へのエントリーされる以前から、独自に社員の健康づくりに取り組んでいたとお聞きしました。

カミノ製作所 神野代表取締役(以下「神野代表取締役」):
平成30年6月から社員の健康を重視して社員食堂は運営しておりました。東日本大震災による原発事故の影響で、7年間、元請会社の建屋を借りて業務を行い、社員には随分と苦労をかけました。独身の社員も多く、温かいものを食べさせてあげたいという思いがありました。農業も営んでいる地元の区長の奥様(斎藤さん)とのご縁があり食堂で調理をいただいております。斎藤さんが地元で生産しているお米・野菜(無農薬栽培生産で当日の朝採りのもの)を使用した野菜中心の献立で、昼食代は福利厚生の一環として会社が一部負担しております。

 

  

 

 

 社員食堂の調理をご担当している齋藤さん

 昼食はいつもおいしく、野菜たっぷりです!!

 

福島支部長
「健康事業所宣言」にエントリーされてみて、何か従業員様に変化ですとか、効果を実感できることはありますでしょうか。

神野代表取締役
以前は健康に関する話題が出ることは少なかったですが、最近では、非常にその話題が増えました。「○○kg減った!」などという会話が飛び交い、自分の体を意識するようになってきたと感じます。

 

福島支部長
禁煙にも取り組まれているのですよね。

神野代表取締役
平成30年10月に施設内禁煙を決定しました。工場建屋の外に国の補助金で喫煙室を設置しました。その後、全面禁煙も進めていきたくて、成功者へ報奨金を与える案が出たのですが、非喫煙者から不公平ではとの声も出たため、まだ実現できてない状況です。そこで、初めに非喫煙者へ一定額を支給して、禁煙に成功したものへ順次報奨金を与えていくという案を考えているところです。

カミノ製作所 佐久間部長(以下「佐久間部長」):
禁煙を目標にしている社員もいて、「きっかけがあれば禁煙できるはずです」と相談されています(笑)。また、平成30年12月から朝のラジオ体操の取り組みを始めました。最初は戸惑いがありましたが、毎日続けることで今や音楽なしでも体を動かせます。そして今はストレッチも織り交ぜてやっていますが、終わった後は体がとてもすっきりして気持ちよいと皆言っています。

福島支部長
協会けんぽ福島支部でも、今年からラジオ体操を始めました。11時に全員で取り組んでいます。一日中座って仕事をしているので、立ち上がって運動することの重要性を感じます。

神野代表取締役
終わった後はとても爽やかですよね。

佐久間部長
以前は昼休憩の他に午前20分、午後20分設けていた休憩時間を、現在は無くし、その分40分早い終業時刻としました。その結果、喫煙者が煙草を吸う本数が減りました。20分もあると2~3本吸ってしまう社員もいたので、この変化は大きいです。

神野代表取締役
禁煙対策は、もう一歩のところかと思いますので、協会けんぽさんからそのあたりのサポートやご提案をいただけると嬉しいですね。

福島支部長
お力になれるよう努めてまいります。それでは、その他の取り組みについても教えてください。

神野代表取締役
自分の健康状態の把握のため、体重計を男女更衣室にそれぞれ設置しております。また、血圧計も入手し作業室入口に置き、気軽に測れるようにしています。さらに休憩室には肩凝りの疲労回復のため、マッサージチェアを設置しました。

 


休憩室のマッサージチェア

 

福島支部長
平成30年10月にエントリーをされて、半年足らずの非常に短い間に様々な取組をなされていますね。秘訣がございましたら教えてください。

神野代表取締役
私自身が昔から健康に対する意識が高かったことでしょうか。興味・関心があり、体に良いといわれていることは生活に取り入れておりました。健康経営を始めてからは、それらを前面に出しているのを社員が感じとってくれたのか、一人ひとりが自覚をし始め、取り組みを一緒に進めていくという意識が強くなりました。

福島支部長
神野社長の熱意に社員の皆様が引っ張られて、積極的に行動されているのでしょうね。

 

福島支部長
最後に、これから健康経営を考えている事業主様へひとことお願いします。

神野代表取締役
私どもは健康経営に取り組んでみて、健康面がよい方向に結びついていまして、社員同士のコミュニケーションの向上にも役立っています。社員の健康管理は企業の責任と捉え、健康事業所宣言を「きっかけ」としてまずは初めてみることが第一歩かと思います。福島県も健康長寿を目指していますので、社内だけにとどまらず、企業間で情報共有を行い、仲間をどんどん増やして、取り組みが拡大していくことを願っています。

福島支部長
ありがとうございます。今後も事業所様のサポートを全力で行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


左からカミノ製作所スプリング事業部 部長 佐久間さま、福島支部支部長齋藤、
カミノ製作所代表取締役 神野さま

 


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今日から始める健康事業所宣言

 

※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です  

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