平成26年12月12日
協会けんぽ青森支部では、職場における受動喫煙防止対策の取組みを進めるにあたり、アンケート調査を次のとおり実施しました。
目的
受動喫煙は虚血性心疾患、肺がんに加え、乳幼児の喘息や呼吸器感染症、乳幼児突然死症候群(SIDS)等の原因になる等、多数の科学的知見によって健康被害への因果関係が確立しています。また、公共施設等の受動喫煙防止対策の実施状況は、県内において停滞しています。協会けんぽではタバコによる健康被害を減らすことが、「短命県返上」に効果があると考え、受動喫煙防止対策を進めることとし、協会けんぽ加入事業所の現状を把握するため実施するものです。
実施対象等
対象事業所数
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164事業所 |
対象業種
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◇ 道路貨物運送業 ◇ 総合・識別・設備工事業 ◇ 卸売・小売業
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その他対象条件 |
40歳以上の加入者が50人以上の上記業種事業所 |
※アンケート内容については、こちらをご覧ください。
アンケート集計結果
- 受動喫煙という言葉、受動喫煙が与える健康被害に関しての認知度は9割弱と高かった。
- 健康増進法にある、受動喫煙防止のために必要な措置を講ずる努力義務の事や、労働局実施の受動喫煙防止対策助成金制度についての認知度は低かった。
- 社用車内での喫煙の可否については、業種ごとに全面禁煙、一部禁煙、制限なしの割合は様々であった。
- 事業所において、何らかの受動喫煙対策を講じている割合は9割をこえていた。
- 協会けんぽに対し、効果的な受動喫煙対策についての情報提供、喫煙マナーのPRを望んでいる。
今回の調査結果をもとに、受動喫煙の減少に向けて関係機関と連携を図りながら、加入者の皆さまの健康増進とサービスの向上に努めてまいります。アンケートにご回答いただきました事業主の皆さま大変ありがとうございました。今後とも、当支部の取り組みについて、ご協力をお願いします。
※ アンケート結果については、こちらをご覧ください。