令和6年12月27日
事案
特定保健指導実施事業者から事業所へ当該事業所に勤務する者(2名)の特定保健指導の評価結果文書を送付した際、他の事業所に勤務する者(1名)の評価結果文書を混入し送付したことにより、個人情報(氏名・住所等)が漏洩しました。
※評価結果文書は、個人毎に封入封緘して(開封しないと評価結果を見ることができない状態で)送付しました。
発生原因
3名分の評価結果文書に、それぞれの送付先住所(2名分は事業所、1名分は自宅住所)が記載されていたが、特定保健指導実施事業者の事務員は、3名が同一事業所に勤務していると思い込み、住所確認をしないまま同一封筒に封入しました。また、ダブルチェックを実施した別の事務員も評価結果文書に記載された住所を確認せずに封緘しました。
判明契機
郵便物を受領した事業所から特定保健指導実施事業者に連絡があり判明。
再発防止策
特定保健指導実施事業者における発送業務の手順及びチェックリストの見直し、手順書にかかる理解度確認テストの実施、個人情報保護等にかかる研修の実施、インシデント事例のフィードバックの実施。
対応
特定保健指導実施事業者から個人情報が漏洩した方の勤務先へ赴き、事業主に謝罪及び経過を説明するとともに、ご本人様宛の謝罪文書を手交し了承いただきました。また、郵便を受領した事業所を訪問のうえ、謝罪及び経過説明を行い、誤送付した郵便物を回収しました。