皆様こんにちは。協会けんぽ愛知支部です!
暖かい日も次第に増え、春の訪れを感じる時期になりました。
休みの日には桜を見に行くのも良いですね。
環境が変わる方も多いかと思いますが、体調管理をしっかりして新年度を迎えましょう!
◆◇今回のクイズはこちら(^^)◇◆
「〇も」
「す〇も」
〇に同じひらがなを入れて単語を完成させましょう。〇には何が入るでしょう?
ヒント…どちらも食べられるものです。
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答えはメールマガジンの終わりにあります。
◆◇◆【目次】◆◇◆
(1)健康情報コラム
◇第6回:歯科検診? 歯科健診?
(2)忙しくてもすぐ読める!マンガ栄養学
◇ムズムズ・イガイガ、見えづらい・・・そのお悩みは“A・D・プロ”の力で改善へ!
今月の栄養素「ビタミンA」
(3)『退職や就職に伴う届け出は5日以内にお願いします』
(4)協会けんぽからのお知らせ
◇令和6年能登半島地震により被災された皆様へ
〇医療機関における一部負担金の免除期間延長について
◇集団健診(バス検診)のご案内
◇任意継続制度に加入されている方へのお知らせ
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(1)健康情報コラム
◇第6回:歯科検診? 歯科健診?
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健康のためには検診(健診)などによる早期発見、早期治療を心がけることが重要です。
今回は、歯科における検診と健診の違いについて解説します。
・歯科検診とは、むし歯や歯周病などになっていないか早期発見することを目的としています。
・歯科健診とは、歯の健康状態を調べることを目的としており、定期健診や1歳6ヶ月健診・3歳児健診・学校歯科健康診断・自治体で行われる40歳、50歳、60歳、70歳の歯周疾患健診特定健康診査といった特定健診のことを指します。
歯科健診・歯科検診ともに歯の健康を長く維持するためにとても大切になります。
個人で自発的に歯医者さんの歯科検診を受診することで、虫歯や歯周病などの歯を失う原因になる疾患の早期発見、早期解決が期待できます。
特に歯周病は、心筋梗塞や糖尿病など、全身に及ぼす影響が多く言われており、早期治療が重要です。
また、子どものうちから歯医者さんに通う習慣をつけると、歯医者さんへの恐怖感がなくなり、歯医者さんを大人になっても自発的に受診する流れがつくれます。
日本政府は、国民皆歯科健診制度の導入を『2025年』としています。
具体的な時期や費用の負担先、どのような検診を対象にするかなどは、今後定かになっていくものと思われます。
この施策は健康保険の財源の逼迫もあり、健康な歯を維持し、健康増進や健康寿命を延ばすことで、歯科医療費の削減を目指しています。
世界に誇れる制度維持のためにも重要なことです。
口腔機能を損なわず、自分の歯で一生うまい食事が摂れるよう頑張りましょう。
歯科医師 橋本 治