令和5年3月2日
事案
任意継続被保険者の資格取得日変更に伴う変更後の被保険者証及び変更通知書(以下、被保険者証等)を被保険者様宛にお送りした際に、別の被保険者様の被保険者証等を封入し送付したことで、第三者に個人情報が漏えいする事案が3例判明いたしました。
3例は被保険者3名の方に対し、それぞれ別の被保険者2名(世帯)分の被保険者証等を同封して送付したものです。
発生原因
作成(発送)委託事業者により被保険者証等を送付する際は、同一人に対し、複数種類の内容物をまとめて送付できるよう、集約キーという識別コードを設定することとしています。
当事案につきましては、作成(発送)委託事業者へ連携する対象者データの集約キーの設定に誤りがあり、複数人に同一のキーが設定されていたことが原因となります。
判明契機
被保険者様からの電話連絡により判明しました。
対応
該当者様には、当該事案について謝罪のうえ、経過の説明をおこない、3名の被保険者様からは、誤って送付した被保険者証等について、ご返却をいただきました。
再発防止策
・集約キーの設定プログラムの修正をおこなうとともに、集約キーを用いる他の処理において設定誤りがないか総点検を実施しました。
・被保険者様宛の送付物に関するプログラムのテストをおこなう際には、対象者データの作成から作成(発送)委託事業者による封入結果まで一貫したテストを徹底します。