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11月 はしご受診は体の負担が大きい

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ここがソン! はしご受診

  • 医療費がかさむからソン!
  • 検査や投薬がくり返され体に負担がかかるからソン!
  • 治療期間が長引くからソン!

はしご受診は医療費がかさんで“ソン”をする

「なんとなく医師と合わないから」「症状がよくならないから」「念のため、他の病院でも診てもらいたいから」などの理由で医療機関をかえたことはありませんか?
このように、同じ病気やけがで複数の医療機関を受診することを「はしご受診」といいます。継続的に同じ医療機関を受診すれば、1回目は初診料、2回目以降は再診料となり医療費が割安になります。しかし、はしご受診では医療機関をかえるたびに毎回、再診料の約4倍の「初診料」、さらに「検査料」がかかってしまいます。
同じ医療機関を3回受診した場合と、はしご受診で3回受診した場合の医療費を比較してみると、下図のように、初診・再診料だけでも約2倍、検査料は約3倍になります。
はしご受診をくり返すほど、医療費がかさみ“ソン”をすることになります。

はしご受診の医療費の例

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地域包括診療加算等を届け出ている診療所や200床未満の病院の初診料には「機能強化加算800円」が加算されます。
上記の金額には健康保険が適用されます。

同じような検査や投薬がくり返され体に負担がかかる

はしご受診のデメリットは、医療費がかさむばかりではありません。
医療機関をかえるたびに、問診をはじめ、同じような検査や薬の処方がくり返されることになります。たとえば、CT検査やMRI検査などの画像診断では、検査料が高額になるだけでなく、くり返し受けることで体への負担が大きくなります。
また、同じような作用の薬を毎回処方されることになり、薬代がムダになるだけでなく、薬の重複や、複数の薬ののみ合わせなどにより、副作用などを引き起こすリスクもあります。

治療法が確立されず治療期間が長引く

はしご受診をしていると、医療機関をかえるたびに治療がスタート地点に戻ってしまうため、治療法が確立されないまま時間が経過してしまい、結果的に、症状の回復が遅れたり、治療期間が長引いたりする恐れもあります。
かかっている医師の診断や治療方針などに不安や疑問があるときは、ほかの医療機関にかかるのではなく、まずはその医師に不安や疑問を伝えてみましょう。医師とコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことが、最適な診断や治療に役立ちます。そして、日ごろから信頼できる「かかりつけ医」を見つけておくことも大切になります。
かかりつけ医については、こちらをご覧ください。

セカンドオピニオンを利用しよう

たとえば、がんなどの重篤な病気にかかったとき、主治医の治療方針以外に治療の選択肢があるかなどを知りたい場合は、「セカンドオピニオン」を利用しましょう。「セカンドオピニオン」とは、患者と主治医の双方が最善だと納得して治療するために、主治医以外の医師の意見を求めることをいいます。セカンドオピニオンの結果を主治医に伝え、納得できる治療を決定していきます。
セカンドオピニオンを利用したいときは、主治医などの医療スタッフにその旨を伝えて、紹介状や検査結果等の必要な情報を提供してもらい、別の医療機関を受診します。
セカンドオピニオンの紹介状を作成してもらうときに、「診療情報提供料」として5,000円がかかりますが、健康保険が適用されるので3割負担であれば、自己負担額は1,500円になります。
セカンドオピニオンの場合、同じような検査や薬の処方がくり返されることがないため、結果的に医療費がおトクになるうえ、納得できる治療を選択することができます。

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むやみに医療機関をかえず、医師に不安や疑問を伝えましょう!

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