青春のシンボルともいわれるにきび。しかし、思春期を過ぎて大人になってからのにきびには、睡眠不足、食生活の乱れ、喫煙、化粧品、紫外線など、様々な影響が考えられます。その中でも特に見過ごせないのがストレスです。
私たちの体はストレスが加わると、アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールなどのホルモンを分泌します。やる気が出て、能率良く物事をこなすことができるのも、ストレスのおかげとも言えます。しかし、ストレスにうまく対処できなくなると、体に様々な影響が現れます。にきびもその一つです。
アドレナリンなどのホルモンは、皮脂の分泌を増やします。緊張が続くと脂肌になる経験はありませんか。
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ストレスで免疫力が下がる
大量のアドレナリンなどが放出されると免疫力が低下すると言われます。皮脂に詰まった雑菌が繁殖しやすくなり、にきびを増やしてしまいます。
アドレナリンなどのホルモン生成にはビタミンCが使われます。にきびの予防に欠かせないビタミンC不足になっていませんか。
疲れて食欲が無くなったり、ストレス解消といってタバコやお酒が増えたりしていませんか。ストレスによるにきびをさらに悪化させ、悪循環に陥ってしまいます。
ストレスへの対処 ◆たくさんの対処方法を持っていることが強みに◆
- 一人で問題を抱えていませんか?上司や友人、家族など信頼できる人に相談してストレスの原因を軽くする方法を考えましょう。
- 問題を別の角度から見ると違って受け止められることもあります。また、最善ではなくても、どうにかなると一歩引くことが必要な場合もあります。ものごとの見方や考え方を変えてみましょう。
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友人や家族とおしゃべりをしたり、体を動かす、趣味を持つなど、仕事から離れて楽しめる時間を持ち、ストレスを上手に発散しましょう。
にきびの治療 ◆洗顔と基本的な生活習慣を大切に◆
①正しい洗顔方法で清潔を保ちましょう。
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②主食、主菜、副菜のそろったバランスよい食事をしましょう。
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③睡眠を充分にとりましょう。
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④極力にきびを触らないように。
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⑤顔に触れる枕カバーも清潔に。
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