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鳥取支部

熱中症を予防して快適な夏を過ごしましょう!


 いよいよ夏本番の暑い季節となりました。この季節、心配なのが近年増加の熱中症・・・。特に今年は新型コロナウイルスの感染予防としてマスクの着用により益々の心配も・・・。

熱中症とは暑さが原因で起きる様々な体調不良の総称です。重症化すると命に関わります。暑い場所にいたことで体調不良が起きたら、熱中症を疑って対処することが必要です。

今回はこの熱中症の予防・対処についてお話します。

 

◆熱中症の程度とその症状

軽い 注意!

 めまい・立ちくらみ、筋肉のけいれん、手足のしびれ、気分不快
 →水分・塩分をとる

やや重い 危険!!

 頭痛、嘔気・嘔吐、体がぐったりする
 →早急に応急処置をする

重い 緊急事態!!

 意識がない、けいれん、手足が動かない、体温が高い
 →すぐに救急車を呼ぶ

 

◆熱中症の基本的な応急処置

〇 涼しい場所に移動する

〇 衣服をゆるめて、体を楽にする

〇 水分補給(自力で水が飲めない場合は緊急事態。救急車を呼ぶ)

〇 冷やしたタオルや氷・保冷剤で首・脇の下や足のつけ根を冷やす

 

◆こんな日に注意!

 気温が高い、湿度が高い、風が弱い日、日差しが強い日、急に暑くなった日屋内熱中症(いらすとや)
 時間帯としては11時~14時が特に注意が必要。
 屋内でも注意が必要!!

 

◆熱中症予防のポイント

〇 水分補給・・・喉が渇く前や、暑いところに行くまえに水分を補給する。
         喉が渇いていなくてもこまめな水分補給が必要。
         一度に多量に汗をかいた時は塩分も補給する。
         ※アルコール、カフェインの含まれるコーヒーは水分補給には適しません。

〇 食事・・・・・栄養バランスよく食べ、体力維持に努める。朝食は抜かず
         しっかり食べて必要な水分・塩分を補給する。

〇 睡眠・・・・・しっかりとり体力を回復させる

〇 運動・・・・・定期的に運動にて汗をかく習慣作りが予防につながる。
         (塩分の少ない薄い汗が出やすい体質となる)

〇 環境・・・・・エアコン・扇風機を使い室温・湿度を管理する。
         室温は28℃、湿度は70%を超えないようにしましょう。

◎ 適宜マスクをはずしましょう!!
 ・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずしましょう。
 ・マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった
  上で、適宜マスクをはずして休憩しましょう。

 

☆予防のための自己管理も必要ですが、職場・家庭でも周囲の人の異変に早めに気づき合うための環境作りも心がけましょう!!!


保健師 三村 美千代

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