福岡支部

特定保健指導に係る個人情報の漏洩について

令和5年12月6日

発生年月日

令和5年10月

保健指導にかかる個人情報の共同利用に関して、希望しない旨の申し出があった対象者（3名）について、委託先である特定保健指導実施機関が、勤務先に特定保健指導の案内を通知したことにより、要配慮個人情報（特定保健指導の対象者であること）が勤務先事業所（担当者）に漏洩したもの。

特定保健指導実施機関は、事業所等（個人以外）に特定保健指導を案内する際は、事前に協会けんぽに対し、「共同利用にかかる希望の有無」について照会したうえで実施することとなっているが、特定保健指導実施機関担当者の認識不足により、当該照会を行わず勤務先事業所へ通知したことによるもの。

令和5年10月12日　

対象者（1名）からの電話照会により判明。

同様の事案について精査のうえ、合計3名に対し、協会けんぽより、電話及び書面により謝罪と事案等の報告を行った。

当該特定保健指導実施機関において、手順書の見直し（フロー図の作成）及び関係者への周知徹底に加え、管理者による定期的な手順の点検を実施する。

また、特定保健指導実施機関に対し、説明会において改めて周知する。