令和5年9月29日
事案
特定保健指導に関する共同利用不同意(※)の申出をされているA様に係る特定保健指導の案内を、A様の勤務先事業所に送付したことで、A様の個人情報(特定保健指導の対象者であること)が勤務先事業所に漏えいしたもの。
※全国健康保険協会(協会けんぽ)では、保健指導を行うにあたり、個人情報(保健指導対象者等のお名前、特定保健指導支援コース)について事業所にお知らせし、保健指導の勧奨及び日程調整をしていただくためにそれらの情報を共同利用しています。個人情報の共同利用に同意いただけない加入者様には、共同利用不同意の申出を行っていただいています。
発生原因
特定保健指導対象者一覧(以下「一覧」という。)から特定保健指導の案内をする対象者を選定する際に、A様が共同利用に不同意であることの確認及び一覧からの削除が漏れたことによるもの。
判明契機
本事業は、昨年11月に、A様から電話照会をいただいたことにより判明しました。
また、本年8月に、A様から本年においても同様の事案を発生させることがないようにとの手紙をいただいたことを受けて再調査した結果、個人情報の漏洩に関する公表がされていなかったことが判明しました。
対応
A様に対し、本年8月に改めて書面により、本事案に関して謝罪するとともに再発防止策をご連絡いたしました。
再発防止策
令和5年1月のシステム改修を行い、共同利用不同意の申出者についてはシステムで確認のうえ、特定保健指導の案内対象者から除外することとなっている。