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協会けんぽ愛知支部メールマガジン≪2023.9.22 発行 vol.228≫
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皆様こんにちは。協会けんぽ愛知支部です!
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は涼しくなり、
少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたね
寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期となりますので、
お体には気を付けてお過ごしください。
◆◇今回のクイズはこちら(^^)◇◆
日÷秋が表すものは何でしょうか?
ヒント…分数にして読んでみましょう。
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答えはメールマガジンの終わりにあります。
◆◇◆【目次】◆◇◆
(1)歯科医師コラム
◇第3回:歯周病が原因かも?
(2)忙しくてもすぐ読める!マンガ栄養学
◇「ホネ貯金はコツコツ効率よく」
今月の栄養素「カルシウム」
(3)協会けんぽからのお知らせ
◇集団健診(バス検診)のご案内
(4)任意継続制度に加入されている方へのお知らせ
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(1)歯科医師コラム
◇第3回:歯周病が原因かも?
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今回は歯周病が原因になっているかもしれない全身的な疾患についてのお話しです。
一番わかりやすいのが抜歯した後、疼痛とともに発熱を経験した方が多くいると思います。
原因は一過性の菌血症です。処置により細菌が血管内に散らばり、発熱を起こしたのです。
口腔内のブラッシング時のわずかな傷からでも、菌は体内に入り悪さを起こします。
現在よく言われている代表的な例を挙げて簡単に解説します。
①狭心症・心筋梗塞・脳梗塞
歯周病菌に侵された血液が全身をまわり刺激することで、動脈硬化を誘導する物質が血管内に
プラーク(粥状の脂肪性沈着物)を作ります。
その結果、菌血症、さらに血管の狭窄、閉塞を起こし狭心症や心筋硬塞、脳梗塞を引き起こします。
②糖尿病
インスリンが十分に働かないために血液中の糖が増加する病気です。
一見、歯周病とは関係ないように感じますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は血糖値に悪影響を及ぼすと言われています。
歯周病菌は腫れた歯肉から血管内に侵入し全身に回り、糖尿病を悪化させます。
反対に、糖尿病の人は歯周病になりやすいとされています。
③誤嚥性肺炎
細菌が肺に入ってしまうことで炎症を起こす病気です。
口腔内の歯周病菌を含んだ食べ物や唾液が誤って気管に入り、細菌が肺に流れ込み炎症を起こします。
高齢者や病人は飲み込む力が弱くなっている事が多く、誤嚥性肺炎にかかりやすいとされています。
④メタボリックシンドローム
内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が見られる状態のことを指します。
歯周病の病巣から放出される毒素などは、脂肪組織や肝臓のインスリン抵抗性を増加させます。
その結果、血糖値を上昇させメタボリックシンドロームになりやすくなります。
まだまだ疑われている疾患はたくさんありますが、このように歯周病は簡単に全身へ悪影響を及ぼします。
そのため、日々の予防が重要です。
歯科医師 橋本 治
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(2)忙しくてもすぐ読める!マンガ栄養学
◇「ホネ貯金はコツコツ効率よく」
今月の栄養素「カルシウム」
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骨を強くするカルシウムですが、
年齢や生活習慣などによりカルシウム不足になっているかも!?
カルシウムの吸収率は、様々な要素で変化します。
工夫して摂取し、ホネ貯金をコツコツ貯めていきましょう!
ぜひ社内で回覧・掲示をして、
会社の健康づくりにご活用ください!
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(3)協会けんぽからのお知らせ
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集団健診(バス検診)のご案内
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35歳以上の被保険者、40歳以上の被扶養者の方が対象となります。
お近くの商業施設などで受診できる会場もございますのでぜひご活用ください。
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(4)任意継続制度に加入されている方へのお知らせ
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10月分保険料の納付期限は10月10日(火)です。