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栃木支部

メールマガジンバックナンバー vol.174


栃の葉ヘルシーメールVol.174-2023年7月号②-
協会けんぽ栃木支部発行

 こんにちは。協会けんぽ栃木支部です。
 皆さん夏はどのように過ごされていますか?海やキャンプへ行きアクティブに過ごす方や、涼しい屋内でゆっくりする方など、色々な過ごし方があると思います。普段と違う夏の過ごし方に挑戦するのも良いかもしれませんね。
……□もくじ□………………………………………………………………………………………
【1】知って得する!?健康情報「夏は痛風に気を付けましょう」
【2】季節の健康コラム「食中毒の原因第1位『アニサキス症』をご存じですか?」
【3】その他のお知らせ
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【1】知って得する!?健康情報「夏は痛風に気を付けましょう」
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 痛風とは、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気です。
 体内の尿酸濃度が高い状態が続くと、血液に溶けきれず結晶化した尿酸が関節や組織にたまり、免疫細胞が反応することで炎症を起こして発症します。
 痛風の発症は生活習慣の改善で防ぐことができますので、次の予防方法をご確認ください。

●痛風の予防方法
①プリン体を多く含む食品や飲料(高カロリー食、レバーやエビなどの動物性食品、アルコール飲料)をとりすぎないようにする。
→尿酸はプリン体が分解され作られます。これらの食品はプリン体を多く含み、特にアルコールはプリン体の有無にかかわらず尿酸値を上げる働きがあります。

②激しい運動や精神的ストレスに気を付ける。
→特に大量の汗をかいたときは、体内の尿酸値が一時的に上昇します。このときに水分を上手に補給しないと血液中の尿酸濃度が上昇したままになり、痛風につながります。

③肥満に気を付ける。
→高カロリー食や多量の飲酒が招く肥満も、痛風の大きな危険因子となります。肥満は尿酸の排出を悪くするため、体内の尿酸量が増えやすくなります。運動療法として有酸素運動がお勧めです。

 気温が高いこの時期、汗をかいた後にビールで水分補給していませんか?痛風の原因となりますので、汗をかいたらアルコール飲料や甘いジュースではなく、お茶や水で水分を補給するよう心掛けましょう。
〇詳しくはこちら
(協会けんぽHP「【痛風】 ある日突然、激痛におそわれます」)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat450/sb4502/p017/
(e-ヘルスネットHP「アルコールと高尿酸血症・痛風」)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-012.html

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【2】季節の健康コラム「食中毒の原因第1位『アニサキス症』をご存じですか?」
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 ここ数年、アニサキスの幼虫が寄生した魚介類を生で食べることで起こる「アニサキス症」が食中毒の発生原因の第1位となっています。(厚生労働省ホームページ「令和4年度(2022)食中毒発生状況」より)
 増加理由としては、冷蔵・冷凍技術の向上によって新鮮な魚介類を生で食べる頻度が増えたことや、平成25年以降は食品衛生法により医師の保健所への届け出が義務化されたことにより、症例が把握されるようになったことなどが考えられます。

●アニサキス症の症状
 初めて感染した場合は、無症状あるいは軽い腹痛が現れる程度ですが、2回目以降感染した場合は、原因となる魚介類を食べた数時間から十数時間後に、みぞおちや下腹部に激しい痛みが起こるほか、悪心・嘔吐などの症状が現れます。
 これは、初回感染で免疫機能が作用し抗体が作られ、2回目以降で防御反応が作用することと、アニサキスの幼虫が胃壁に突き刺さり起こる炎症が合わさることが原因です。そのため、アニサキス症では初回感染を防ぐことが大切です。アニサキス症の予防方法についてご案内します。

●アニサキス症の予防方法
・生で食べる場合は一度冷凍する。(マイナス20度で24時間以上)
※家庭用冷凍庫では困難な場合があります。
・加熱調理で死滅させる。(60度以上で1分以上)
・魚を購入する際は新鮮な魚を選び、速やかに内蔵を取り除く。
・魚を調理する際は目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する。
※アニサキスは酢・醤油・塩・ワサビなどでは死滅しません。
 
 アニサキスが死滅した状態でも、アニサキスが抗原となり、じんま疹やアナフィラキシーショックなどのアレルギー症状を示す場合がございます。症状が出た場合はすみやかに医療機関を受診しましょう。
 アニサキスによる食中毒の詳細は、次のURLをご確認ください。
(厚生労働省HP「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html

 気温の高いこの季節は、アニサキスの他にも細菌やウィルスなどを原因とする食中毒の発生件数が増えます。食中毒予防の三原則である「細菌(ウィルス)を付けない・増やさない(ひろげない)・やっつける」をもとにした、厚生労働省が提案する「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」も参考に、健康的な生活を送りましょう。
(厚生労働省HP「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html

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【3】その他のお知らせ
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 8月号から「栃の葉ヘルシーメール」の配信を毎月15日の月1回配信に変更し、新たに旬の食材を利用した健康レシピや地産地消レシピを追加した内容でお届けいたします。
 今まで以上に皆様の健康づくりのお役に立てる情報をお届けいたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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■全国健康保険協会(協会けんぽ)栃木支部
■〒320-8514 宇都宮市泉町6-20 宇都宮DIビル7階
■TEL:028-616-1691(代表) FAX:028-616-1535
■https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/tochigi/
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