佐賀支部

生活習慣病予防健診結果の誤送について

令和６年３月31日

発生年月日

　令和６年２月20日

事案

　生活習慣病予防健診業務の委託先である健診機関において、お勤め先の事業所への健診結果の送付について、同意されていない健診受診者の健診結果を事業所に送付したもの。

発生原因

　健診機関においては、事業所等から健診の申し込みがあった場合、本人同意の取得確認や健診結果の控えの要否等を確認し、その結果を健診機関のシステムに登録をして管理しています。

　今回の事案では、当該システムの記録に、事業所あての健診結果の送付が「必要」という記録と「不必要」であるとの記録の双方が存在しており、結果的に、健診機関担当者が「必要」との記録のみを確認し、健診結果を事業所にお送りしていました。

　事案発生後に確認しました結果、正しくは健診結果の送付が「不必要」の事業所であったことが判明し、事業所に健診受診者（２名様）の健診結果が漏えいした次第です。

判明日

　令和６年２月22日

判明契機

　健診結果が漏えいした方からのお問合せにより判明しました。

対応日

　令和６年３月８日

対応

　今回、個人情報が漏えいした２名様には、佐賀支部担当者から、謝罪のうえ経緯等を説明し、ご了承を得ました。

再発防止策

　健診機関において、事業所等の記録をシステムに登録する際の業務手順を見直し、システムに入力した職員と別の職員が登録内容に相違がないことを必ず確認したうえで、登録内容を確定させるよう徹底します。また、健診結果の控えが「不必要」である事業所については、健診結果の控えが出力印刷できないように機能を追加するなどのシステム改修を行います。

　以上のほか、本事案について、健診機関内の職員に共有し、個人情報に関する研修を行い、再発防止に努めてまいります。