令和5年11月6日
令和5年度扶養再確認について、社会保険労務士あてに、委任同意事業所にかかる被扶養者状況リスト等を送付した際、無関係の事業所の被扶養者状況リスト等を誤って同封し、当該事業所の被保険者・被扶養者の個人情報が漏洩した。
事業所内訳: 被保険者1名、被扶養者3名(合計4名)
扶養再確認業務について、社労士から受付けした、委任同意事業所の一覧表の内容をエクセル入力する際、事業所記号の入力を誤り、本来の同意事業所である事業所Bを登録すべきところ、事業所Cのデータを登録したため。
エクセル入力については、ダブルチェックを行っていたが、その際も誤入力に気付かなかった。
被扶養者状況リストの封入封緘の際にも、誤封入を防ぐため、ダブルチェックを行っていたが、受付けた委任同意事業所の一覧表と突合せず、入力後のエクセルシートと突合したため、誤って登録されている事業所Cの情報を正しいと判断して封入封緘のうえ発送した。
令和5年11月8日
令和5年11月8日
社会保険労務士Aに事情を説明、謝罪し、訪問して事業所Cの被扶養者状況リストを回収し、事業所Bの被扶養者状況リストを手交したい旨を伝える。
不在となるため、事務担当者に伝言しておくとのことから、訪問のうえ事務担当者に、事業所Bの被扶養者状況リストを手交し、事業所Cの被扶養者状況リストを回収する。
事業所Cに謝罪、説明のため訪問するも、事業主、事務担当者不在のため、改めて連絡する旨を伝え辞去する。
訪問があった旨を伝え聞いた事務担当者(事業主の配偶者)から連絡が入り、事情を説明、謝罪しご容赦いただく。
被扶養者状況リストを改めて手交する旨を伝えたところ、不在が多いためポスト投函で良いとの回答をいただき、翌日事業所へ赴きポストへ投函。
・事例について、朝会を通じて職員に周知し、再発防止の意識向上に努める。
・封入封緘におけるダブルチェックの際は、支部内で加工したデータと突合するのではなく、加入者等から提出のあった書類と突合する。
・同意事業所の登録等、似た数字を連続して入力するような場合、目視のチェックでは見誤ってしまう可能性があるため、読み合わせを行う等、実効性を伴う手段を用いてダブルチェックを実施する。