傷病手当金の決定誤り

発生年月日

令和5年4月11日  

事案

傷病手当金の資格喪失後の継続給付申請において、年金情報の確認を失念したことから、老齢年金の調整漏れが発生したものです。

発生原因

「現在の健康保険の加入状況」と「年金情報」の2点について調査が必要な方にも関わらず、「現在の健康保険の加入状況」のみ確認が必要な方と誤認し、年金情報の確認を行わなかったことが原因です。

判明日

令和5年5月11日

判明契機

次回分の申請書提出時に、前回記録を確認した際、判明しました。

対応日

令和5年5月11日

対応

被保険者様にお詫びを申し上げるとともに、経緯を説明し、過払い分の傷病手当金を返納いただくための手続きを行いました。

再発防止策

資格喪失後給付の対象者等については、申請内容及び前回記録を網羅的に確認することで、調整漏れ等を防止します。また、審査者以外が改めて確認を行うことで二重チェック体制を敷くこととします。