令和05年05月31日
事案
生活習慣病予防健診委託機関であるA機関が、健診申込みのあった加入事業所あてに決定した健診日を知らせようとしたところ、誤って対象者一覧を別会社のFAX番号あてに送信したものです。(加入事業所が独自作成した対象者一覧に記載された人数:関連会社5社分合計69人。当該一覧に記載されている項目:事業所名、保険証の記号・番号、氏名、性別、生年月日、年齢、一般健診等の種別、健診受診日、社員番号。)
発生原因
本事案が発生するまでは、送信者1名のみで対応することとなっており、A機関でのFAX送信時の対応方法が不十分な取り扱いとなっていたため。
判明契機
A機関からの連絡により事象判明。
対応日
令和05年04月17日
対応
A機関が本来の送信先である事業所及び対象者一覧に記載された個人あてへの謝罪等を実施。
当支部職員がA機関に訪問の上、再発防止策が実施されていることについて、FAX全2台の設定状態を実際の操作により確認。また、2名体制、FAX送信時の取扱いに関する注意喚起用張り紙についても確認。
当支部から誤送信の影響を受けた加入事業所へ謝罪のためTEL。事業所の担当者様が上席への報告を行うので、当支部からの訪問による謝罪や上席への直接謝罪については固辞されたため、終話。
再発防止策
A機関で本事案が判明した令和5年4月12日から、FAX送信時においては、送信先の番号を2回入力することで送信可能とするよう設定変更を行うとともに、送信者及び立会者の2名体制で送信する体制に変更。