健診実施機関における眼底検査結果の判定および通知誤り      

発生年月日

令和2年4月1日から令和5年10月22日

事案

生活習慣病予防健診の委託機関において、医師が行うべきである眼底検査の結果判定を技師が行い、当該期間中実施した眼底検査を受診した方の一部に、誤った判定結果を通知していた事案。

発生原因

当該委託機関における手順の逸脱、監督体制の不備により発生しました。

判明日

令和6年3月13日

判明契機

当該健診実施機関からの申し出により判明しました。

対応日

令和6年3月13日 ～ 令和6年4月10日

対応

当該委託機関において、判定結果が誤っていた方（協会けんぽ加入者9名）を訪問し謝罪するとともに、必要に応じて精密検査を受けていただくことをお願いしました。また、判定結果が誤っていなかった方（協会けんぽ加入者43名）にお詫びの文書をお送りしました。

協会けんぽ岐阜支部では、当該委託機関における業務に不適切な取扱いがあったと判断し、当該委託機関での新規予約停止を指示したうえで、委託契約を解除しました。

再発防止策

当該委託機関において、適切な監督体制の構築および手順の順守をあらためて徹底しました。