令和6年2月29日
事案
青森支部において保健指導を行った際、誤って別の事業所に勤務する対象者の健診結果数値を記載したリーフレットを配付したことにより、個人情報の漏えいが発生したものです。
発生原因
●協会の内規では、保健指導で使用するリーフレットなど紙媒体を持ち歩く際は無記名とすることを規定していましたが、担当する職員に十分な周知徹底が図られていなかったこと。
●保健指導実施時にリーフレットを配付する際、当該リーフレットが保健指導対象者本人のものであるか、確認が不足していたこと。
判明契機
保健指導を行った令和5年4月26日、青森支部の担当者はリーフレット誤配付に気が付いており、当該事象が判明しました。その当時は担当者から青森支部に報告は行われず、令和6年1月9日の加入者からの連絡で、昨年4月26日の保健指導の際に、青森支部において別人の個人情報が記載されたリーフレットを使用していないか問い合わせがあり、青森支部管理者が当該事実を把握しました。
対応
青森支部において担当職員に聞き取りをしたところ、当時誤ってリーフレットを配付していたことを確認し、当該事案に関係する加入者に対して、個人情報の漏えいおよび保健指導の不適切な対応について謝罪を行いました。
なお、誤って配付したリーフレットは当日廃棄されており、外部への情報漏えいはないことを確認しています。
再発防止策
協会の内規である「保健指導活動におけるリスク管理」を保健指導を担当する職員に改めて周知するとともに、保健指導時の本人確認およびリーフレットなど紙媒体の適切な取り扱いを徹底し、リスク管理を行いながら再発防止に向けて努めてまいります。