令和03年01月06日
寒い日が続きますね。冬は寒さで身体が硬くなりがち。
今年はコロナ禍で普段より活動量が減って運動不足を感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなときに簡単にできるのがストレッチ。
ストレッチというと柔軟性を向上させるイメージがありますが、呼吸をゆっくり行いながらのストレッチは、実は有酸素運動にもなるのです。
筋肉の温度を高めて血行を良くしたり、神経からの伝達速度を速めて脳を活性化する効果も期待できます。
職場や自宅で気軽にできるストレッチ。身体も心もほぐれますよ。
【効果1:ケガ予防】
柔軟性が低下している状態で運動すると転倒など大きなケガにつながります。
特に普段あまり運動しない人はストレッチがお勧めです。
ウォームアップなど行うと運動によるケガや筋肉痛をある程度予防することができます。
【効果2:筋肉の疲労回復】
柔軟に動く筋肉にはポンプのような作用があり血液の循環を助けています。
ストレッチをすることで毛細血管を発達させ高血圧や肩こり、腰痛の予防・改善にとても効
果があります。
運動後の筋肉には疲労がたまっていますが、クールダウンのストレッチを怠ると身体の不調に
つながってしまうことも・・・!
ゆっくりと筋肉を伸ばすイメージで行うと身体の回復を早められます。
【効果3:リラックス効果】
ストレッチにより、副交感神経が働きストレス解消につながります。
副交感神経は、夜寝ているときやリラックスしているときに活発になる神経で、身体を緊張
から解きほぐし休息させるように働きます。
お風呂上がりなど、身体を十分に温めてからストレッチを行うことで筋肉の緊張がほぐれ、
血行が良くなるため、気分が緩み精神的にもリラックス効果が期待できます。
※行う際の注意点
・呼吸はゆっくりと行いましょう
(深呼吸を続ける事で緊張を緩和させる効果が期待できます)
・反動をつけない、無理をしない
(息を止めず、自然の呼吸で「気持ちいい」と感じる程度に行うことで効果が期待できます)
・伸ばしている筋肉を意識する
(ゆっくり20~30秒かけて伸ばし、笑顔で行いましょう)