「青森あるある」にリスクがある!?塩分摂取編
青森県民のかかえる生活習慣病リスクについて、青森県の「あるある習慣」をテーマにした漫画とともにお知らせします。
※令和4年12月~令和5年3月に公開した特設ページを一部編集したものとなります。
青森あるある①
何でも味付けを濃くする!
とりあえず醤油や塩をかける!
| 全国平均を超える 青森県民の食塩摂取量!
青森県民の食塩摂取量は、男性、女性ともに、全国平均を大きく 上まわっています。長い冬にそなえる必要から生まれた塩漬けや 干物などの保存食文化も、食塩の消費を多くしてきた要因とされ ています。塩分の過剰摂取は脳卒中や心臓病などのリスクを高め るので、減塩への取り組みが大切です。
男性7.5g未満・女性6.5g未満が、 1日の望ましい摂取量
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準2020年版」によ ると、1日の望ましい食塩摂取量は男性7.5g未満・女性6.5g 未満。一方、青森県の平均は、男性11.3g・女性9.7g※と、 大幅な摂りすぎ状態。世界保健機構(WHO)の指針も日本より さらに厳しく、成人の1日あたりの食塩摂取量を5g未満にする よう求めています。適正な摂取量を意識しながら、健康的な食生 活を心がけましょう。
※厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査報告」より
おいしい減塩のコツ 香りや酸味でメリハリを
わさびやショウガ、コショウ、唐辛子などの薬味や香辛料を効か せたり、レモンやゆず、酢などで酸味を加えたりして、味にメリ ハリをつけるのが基本。塩分控えめでもおいしく食べることがで きます。また、しっかり味付けしたものは1品だけにして、その ほかの料理にはできるだけ塩分を使わないようにするといった工 夫も効果的。みそ汁やスープは野菜など具を多くすると、汁の量 が控えられて減塩につながります。
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