制度の仕組み
インセンティブ制度って?
インセンティブ制度は、協会けんぽ各支部の加入者及び事業主の皆さまの健康づくり等に関する取組に応じて、インセンティブ(報奨金)を付与し、それを各支部の「健康保険料率」に反映させるものです。なお、当該年度の取組は翌々年度の保険料率に反映します。(令和4年度の取組実績は令和6年度の保険料率に反映)
インセンティブ制度の仕組み
① 制度の財源として全支部の保険料率の中に、0.01%(※1)を盛り込んで計算します。
② 各支部の5つの指標(特定健診実施率など)の実績に応じて得点をつけます。その得点から47支部をランクづけし、上位15支部(※2)に①を財源とした「インセンティブ(報奨金)」を付与することによって保険料率(※3)を引き下げます。
(※1)この0.01%については、以下のとおり、4年間で段階的に導入されています。
令和2年度保険料に盛り込む率:0.004%
令和3年度及び令和4年度保険料に盛り込む率:0.007%
令和5年度保険料率に盛り込む率:0.01%
(※2)令和3年度以前の取組の評価は、上位23支部にインセンティブ(報奨金)が付与されていましたが、配分基準のメリハリを強化する観点から、令和4年度以降の評価は上位15支部にインセンティブ(報奨金)が付与されます。
(※3)インセンティブ制度では、全支部一律の保険料率である後期高齢者支援金に係る保険料率にインセンティブ(報奨金)を反映する仕組みとなります。