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傷病手当金

10) 傷病手当金

 傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
 なお、任意継続被保険者の方は、傷病手当金は支給されません。
(健康保険法第104条による継続給付の要件を満たしている者は除く。)

 

A 傷病手当金が受けられるとき

傷病手当金は、被保険者が病気やけがのために働くことができず、会社を休んだ日が連続して3日間あったうえで、4日目以降、休んだ日に対して支給されます。 ただし、休んだ期間について事業主から傷病手当金の額より多い報酬額の支給を受けた場合には、傷病手当金は支給されません。

 

B 支給される金額

1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)
                         (支給開始日とは、一番最初に傷病手当金が支給された日のことです。)

(※)支給開始日の以前の期間が12ヵ月に満たない場合は、
    ・支給開始日の属する月以前の継続した各月の標準報酬月額の平均額
    ・28万円(当該年度の前年度9月30日における全被保険者の同月の標準報酬月額を平均した額)
      を比べて少ない方の額を使用して計算します。 

傷病手当金の申請期間の初日の属する月までの12ヵ月間に、勤務先が変更した場合もしくは、定年再雇用等で被保険者証の番号が変更した場合、または退職後に任意継続被保険者になった場合は、下記の添付書類が必要です。ただし、全国健康保険協会に加入していた場合に限ります。 

・添付書類 

<傷病手当金の調整>

 ア~オにあてはまる場合、傷病手当金の支給額の一部または全部が調整されます。

 ア  給与の支払いがあった場合
   休んだ期間について、給与の支払いがある場合、傷病手当金は支給されません。
       ただし、休んだ期間についての給与の支払いがあってもその給与の日額が、傷病手当金の
       日額より少ない場合、傷病手当金と給与の差額が支給されます。 

イ  障害厚生年金または障害手当金を受けている場合
      同一の傷病等による厚生年金保険の障害厚生年金または障害手当金を受けている場合、
   傷病手当金は支給されません。ただし、障害厚生年金の額(同一支給事由の障害基礎年金が
   支給されるときはその合算額)の360分の1が傷病手当金の日額より少ない場合は、その差額
   が支給されます。また、障害手当金の場合は、傷病手当金の額の合計額が障害手当金の額に
   達することとなる日までの間、傷病手当金は支給されません。

ウ 老齢退職年金を受けている場合
   資格喪失後に傷病手当金の継続給付を受けている方が、老齢退職年金を受けている場合、
   傷病手当金は支給されません。ただし、老齢退職年金の額の360分の1が傷病手当金の日額
   より少ない場合は、その差額が支給されます。

エ 労災保険から休業補償給付を受けている場合
   業務外の理由による病気やけがのために労務不能となった場合でも、別の原因で労災保険から
   休業補償給付を受けている期間中は、傷病手当金は支給されません。ただし、休業補償給付の
   日額が傷病手当金の日額より少ないときは、その差額が支給されます。

オ 出産手当金を同時に受けられるとき
   傷病手当金の額が出産手当金の額よりも多ければ、その差額を支給することとなります。

※なお、傷病手当金を受け取った後に、ア~エに該当していることが判明した場合は、傷病手当金を
  お返しいただくことになります。

 平成28年4月からの制度改正について

 

C 支給される期間

傷病手当金は、病気やけがで休んだ期間のうち、最初の3日を除き(これを「待期」といいます。)4日目から支給されます。
その支給期間は、支給を開始した日から数えて1年6ヵ月です。
支給される期間の図

 

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