◆協会けんぽ熊本支部 メールマガジン臨時号
Vol.278 2026 8.14
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みんなで防ごう!命にかかわる『熱中症』
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協会けんぽ熊本支部メールマガジンです。
このたびの地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
避難生活や車中泊など、不自由な生活が続く中、ご自身やご家族の健康管理にご不安を感じていらっしゃることと思います。
今回から全6回にわたり、被災時の健康管理に役立つ情報を、月・水・金曜日にお届けします。
ご自身やご家族の健康管理にお役立ていただければ幸いです。
熊本地震から10年という節目の年に、令和8年熊本地震が発生しました。
前回の地震と大きく異なるのは、全国的にみても記録的な酷暑で前例のない厳しい環境下だということです。
ただでさえ、「熱中症」による救急搬送が急増する盛夏です。
被災地では
・断水や停電でエアコンが使用できないことから、水分不足に陥りやすくなる
・避難所での寝泊まり、車中泊で睡眠不足になったり生活リズムが乱れたりする
など、さらに体調を崩しやすくなります。
室内で過ごしていても、「熱中症」を発症するリスクはあります。
正しい知識と適切な予防法を理解することで、「熱中症」を未然に防ぎ、たいせつな命を守りましょう。
≪熱中症予防 その1≫水分・塩分はこまめに補給!
災害時はトイレに行くことを控えようとするなどの理由で水分をとる量が減りがちですが、気温が高くなると脱水症状になりやすくなります。成人の体の60%は水分です。脱水状態になると、血液がドロドロになり、血管がつまりやすくなります。そして、血液がドロドロになり血流が悪くなると、心臓や腎臓などにも深刻なダメージを与えることがあります。
水分補給を上手に行うことは、熱中症による高体温の予防にもつながります。
【水分補給のポイント】
①のどが渇いたかどうかに関わらず、30~60分ごとに時間を決めて、可能であれば麦茶などでこまめに水分補給をすることが重要です。
②炎天下での作業や大量の汗をかく時には、電解質の補給も必要です。手軽に水分と電解質を補給できるスポーツ飲料・経口補水液などもありますが、糖分や塩分を多く含むものもあるので、飲みすぎには注意が必要です。
③「1日3食」食べることで必要な塩分を摂取できるので、熱中症の予防につながります。
≪熱中症予防 その2≫涼しいところで休憩!
日中の屋外での作業時や移動時には帽子や通気性の良い長袖の衣服などを使って直射日光を避け、暑さから体を守りましょう。
できれば朝夕の比較的涼しい時間帯を作業時間と決めて、涼しいところで休憩をとりながら無理せず行いましょう。
≪熱中症予防 その3≫「おかしいな?」と思ったらすぐ相談!
体調に異変を感じたら、すぐに周囲の人に知らせ、風通しの良い日かげなどで休むようにしましょう。また、本人は気づかないまま熱中症になっていることもよくあるため、周囲の人が見守り、お互い声をかけあいましょう。
〈熱中症リスクがある人〉
〇高齢者、乳幼児、肥満のある人、〇持病のある人(糖尿病・高血圧、腎臓病・心臓病、がんの治療中の人、精神疾患など)、〇低栄養状態、〇脱水症状(下痢・インフルエンザなど)、〇体調不良(二日酔い・寝不足など)がある人は、特に熱中症に注意しましょう。
≪熱中症の主な症状≫
(重症度Ⅰ度)●顔面蒼白、●脱水、●吐き気、●めまい・立ちくらみ、●急性の筋肉痛・こむら返り
(重症度Ⅱ度)●口の渇き、●頭痛、●イライラする、●倦怠感
(重症度Ⅲ度)●意識がない、●けいれん発作、●身体が熱い
少しでも体調に異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう!
応急処置は、『FIRE』
Fluid:水分補給(できればスポーツ飲料や経口補水液などで水分補給をする。腎臓病・心臓病・糖尿病のある人は、医師の指示に従ってください)
Iceing:冷却(衣服を緩め、体を冷やす。特に、首の周り・わきの下、足の付け根などを冷やすとより効果的です)
Rest:休憩・安静(エアコンの効いている室内の風通しの良い日かげなど、涼しい場所へ避難する)
Emergency:通報(重度の熱中症が疑われる場合は、すぐに救急車を呼ぶ)
これからも厳しい暑さが続くことが予想され、普段行わない災害時の復旧作業という重労働は、熱中症になる危険性を高めます。復旧作業を行うときは、熱中症対策を意識し、お互いに見守り合って、危険な夏から自分自身と大切な人を守りましょう!
▼日本生気象学会ホームページでは、被災された皆様に役立つ情報が掲載されています。ぜひご覧ください。
https://seikishou.jp/committee/committee-news/
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