特定保健指導実施機関における誤記入による個人情報の漏洩について

発生年月日

令和05年05月18日

事案

特定保健指導業務を委託している保健指導機関（以下「委託先」といいます。）において、特定保健指導対象者の氏名情報を誤って記載した書類を、別の事業所へ送付する事案が発生しました。

発生原因

委託先において、資料として同封する書類を印刷する際、実際に送付物を作成するデータファイルを使用し、個人情報をすべて削除していない状態で印刷したことが原因です。また、送付前における確認作業において、資料の記載内容までダブルチェックの対象としていなかったことも原因です。

判明日

令和05年05月22日

判明契機

事業所のご担当者から全国健康保険協会静岡支部へご連絡いただいたことにより判明しました。

対応

判明後、誤って送付された事業所を訪問して謝罪のうえ、誤記載の書類を速やかに回収または復元が不可能な方法で廃棄されたことを確認しました。また、ご本人・事業主には今回の事案の経緯について説明と謝罪を行いました。

再発防止策

委託先に対し、以下のことを指示し再発防止の徹底を図りました。

・資料用の書類は実際の封入物を作成するファイルを使用せず、雛型のファイルを使用すること。

・封入物の送付時ダブルチェック項目に、送付物の記載事項の確認を追加すること。