平成30年09月14日
協会けんぽが保有する加入者の皆様の医療費の情報と健康診断の情報を分析し、加入者の皆様の健
康上の特徴を踏まえた健康づくりや疾病予防、重症化予防等をPDCAサイクルで効果的に行う事業計画
です。平成27年度~平成29年度を第1期データヘルス計画として実施しました。
第2期データヘルス計画は平成30年度から平成35年度までの取組みで、下記の特徴を基に策定しました。
(三重県の特徴)
・県民意識調査や問診票データでは、運動習慣のない人の割合が高く、日常生活の歩数は減少している
・県民意識調査では、若い世代が肉類の摂取量が多く、野菜・果物の摂取量が少ない
・平成26年患者調査では、糖尿病に関連する疾患の年齢調整受療率が全国1位
・三重県は、都市部に比べ公共交通機関が整備されていない地域もあり、生活において必要な手段は車に頼らざるを得ない
(三重支部の特徴)
・一人当たり医療費は全国を下回る、糖尿病疾患の医療費は全国平均より高い
・Zスコアの健診データでは、空腹時血糖、HDLコレステロールの割合が悪い
・生活習慣病予防健診リスク保有率では、脂質・代謝リスク、HDLコレステロールが全国平均の割合より高い
・年齢別では、男女ともに脂質リスクは50歳以上、代謝リスクは全年齢で悪い
空腹時血糖値における糖尿病型及び境界型への増加率の抑制
①脂質リスク28.0%(45,464人)
②代謝リスク15.0%(24,356人)
③HDLコレステロール6.4%(10,392人)
①110~125㎎/dl:7.1%(12,779人)
②126~159㎎/dl:3.5%(6,299人)
③160㎎/dl以上:1.9%(3,420人)
詳しくはこちら☞第2期データヘルス計画