兵庫支部

傷病手当金の支給決定額誤りについて

令和06年03月29日

発生年月日

令和6年2月5日

事案

担当者が傷病手当金支給申請書のシステムへの取り込み処理等を行った際、「事業主証明」が２枚あったため、本来は2枚とも内容確認するための処理を行うところを、誤って「事業主証明」が１枚の場合に行う処理を行った。結果、「２枚目の事業主証明に記載されていた報酬」を支給額から減額することなく振り込んでしまい、過払いとなったものです。

発生原因

担当者は傷病手当金支給申請書の「事業主証明」が２枚あったことは認識していたが、同じ記載内容のものが２枚あるものと誤認し、業務マニュアルで決められた処理を行わなかったことが原因です。

判明日

令和6年2月9日

判明契機

申請書整理時に、内容を確認したことにより判明しました。

対応

対象者様に連絡し、過払いについてご説明しお詫びしました。過払い分についての返納金についてもご説明しました。

再発防止策

給付金の正確な支払業務の重要性について再度周知するとともに、担当職員に対して勉強会を行い、改めて業務マニュアルに沿った処理を行うことを周知徹底することで再発防止に努めてまいります。