気になる肥満
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肥満は万病のもと 生活習慣改善アドバイス 早期発見が鍵です


 肥満には、腹腔内に脂肪がつく内臓脂肪型肥満と、皮下脂肪が多い皮下脂肪型肥満の2つのタイプがあります。内臓脂肪は、腹囲(おへその高さで測るウエスト周囲径)と比例しています。腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、内臓脂肪型肥満といわれます。

 内臓脂肪が増えると、糖尿病、高血圧、脂質異常症などを起こしやすく、生活習慣の見直しが必要です。

 なぜ太るのかというと、食物から摂取するエネルギーが日常生活で消費するエネルギーより過剰なため、もしくは消費エネルギーが不足した時に余ったエネルギーが脂肪となって体内に蓄えられるためです。肥満になる原因は70%が食べ過ぎと運動不足などの生活習慣によるものです。

皮下脂肪の計り方 


 

1.肥満は万病のもと

 肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、これらを要因とする動脈硬化、そして高尿酸血症、脂肪肝など実にさまざまな病気の温床になっています。肥満の人はそうでない人より、糖尿病で約5倍、高血圧症が約3.5倍、心疾患が約2倍もかかりやすくなっています。

 

肥満は万病のもと
   

グラフ
 

2.生活習慣改善アドバイス

(1)太らない生活習慣

<食習慣>

 

朝食をしっかり食べる

生活習慣改善アドバイス

 

昼食は栄養のバランスを考える

 

間食を控える

 

夕食は就寝3時間前までにすませる、夜食は食べない

 

早食い、ながら食いはしない

 

食料やペットボトルは買い置きをしない

 

アルコールを飲む時に食べ過ぎない

 

規則正しく食事する

 

砂糖を含有する食品や飲料は控える

<生活リズムと運動>

 

適度な運動習慣を身につける

 

休日のテレビを見ながらのごろ寝はやめる

 

睡眠不足、夜更かしはやめる

 

生活のリズムを大切にする

 

過労、ストレスに注意する


(2)正しいダイエットを実行する
 誤ったダイエットの繰り返しはかえってリバウンドを呼び、太る原因となります。自分の適正エネルギーを知り、栄養バランスを考えながら1カ月1~2kgを目安に、ダイエットを行いましょう。


<食事のポイント>
 栄養バランスを考えずに極端に減食したり、下剤を使ったり、水分を減らしたりするダイエットは長続きせず、成功しないばかりか、体調を崩すのでやめる。

生活習慣改善アドバイス

理想の献立は主食+1汁2~3菜の定食型にする

1日30品目を目標にバランスよく腹7~8分目にする

調理法の工夫で脂肪をカットする

野菜や海草類など食物繊維が豊富な食品を摂る

糖質の摂りすぎに注意する

味付けを薄めにし、塩分を控える


<運動のポイント>

 食事制限をすると、からだがやせることに抵抗して消費エネルギーを抑える働きをします。ウォーキングや水泳などの有酸素運動を行い、同時に体操やストレッチング、筋力トレーニングなどで基礎代謝を高め、エネルギーの消費を促しましょう。


食生活 運動 リラックス たばこ アルコール
 

3.早期発見が鍵です!

肥満の見方
 肥満は生活習慣病の温床になります。あなたの肥満度をチェックし、健康で過ごせる理想的な体重を目指しましょう。

標準体重の求め方
 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22


肥満度の求め方
 肥満の判定は体格指数(BMI:Body Mass Index)によって行います。
 BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]

BMIによる肥満度判定基準

やせ 正常
肥 満 
1度
2度
3度 4度
18.5未満 18.5~25未満 25~30
未満
30~35
未満
35~40
未満
40以上

<例>身長175cm、体重80kgの人の場合
標準体重=1.75×1.75×22=67.3kg

BMI=80÷(1.75×1.75)=26.1→肥満度1である

[参 考]
 当協会においては肥満の判定をBMIにより行っていますが、他に下記の計算によって判定する方法もあります。
 計算式 
 [現在の体重(kg)-標準体重(kg)]÷標準体重(kg)×100

※計算した結果-10%未満もしくは10%以上の方は注意しましょ う。


★体脂肪率判定基準

  
  やせ 標準 軽肥満 肥満
男性 10%未満 10%以上~20%未満 20%以上~25%未満 25%以上
女性 20%未満 20%以上~30%未満 30%以上~35%未満 35%以上
※ 測定した器具により標準値が変わることがあります。

どんな検査があるの?

診察等 脂質 肝 代謝