
医療費や船員保険の給付金(傷病手当金・出産手当金・出産育児一時金など)は、加入者や船舶所有者の皆様が負担されている保険料でまかなわれています。
1人ひとりが十分な健康管理に努め、もし病気等になった場合には、次のような事柄に気をつけ、正しい保険診療を受けましょう。
被保険者証の使い方
1.医療機関を受診する際には、その都度、マイナ保険証・資格確認書(発行されている場合)を提示しましょう
※70~74歳の方は「高齢受給者証」も併せて提示してください。
※月の途中で資格が変わった場合は、医療機関に必ず新しいマイナ保険証・資格確認書(発行されている場合)を提示してください。
※従来の保険証も、令和7年12月1日までお使いいただけます。
2.退職した場合や被扶養者でなくなった場合は、従来の保険証・資格確認書(発行されている場合)を速やかに返却しましょう
※不要になった従来の保険証や資格確認書は船舶所有者(任意継続被保険者の場合は船員保険部)へご返却ください。
※受診をされている方は、医療機関に保険の資格を失効した旨、お申出ください。
3.従来の保険証や資格確認書は資格喪失日(退職日の翌日など船員保険の資格を失効した日)以降は無効となり使用できません
※万が一、無効になった従来の保険証や資格確認書を使用して医療機関を受診された場合、船員保険が負担した医療費(総医療費の7割から8割)については、後日、返還していただくこととなります。
4.交通事故等で保険診療を受ける場合は届出が必要です
※ | 交通事故や、他者の行為により負傷された場合などに、保険診療を受ける場合は届出が必要です。
速やかに「第三者行為による傷病届」をご提出ください。 |
医療機関のかかり方
1.はしご受診はやめましょう
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同じ病気やケガで複数の医療機関を受診すると、同じような診療、検査、投薬が繰り返され、お体への負担がかかることや、過剰投与による副作用、さらに医療費が余分にかかってしまいます。 |
2.かかりつけ医をもちましょう
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かかりつけ医は、気になる症状について気軽に相談できるホームドクターの役割を果たします。
継続的にかかることで、体質や病歴、生活習慣などをトータルに把握でき、適切な治療やアドバイスが得られます。
さらに、症状に応じて専門の病院や専門医を紹介してくれます。 |