春の旬野菜。おいしいだけじゃない、栄養素のヒミツ
旬の野菜にはその季節に必要な栄養素が豊富
ぽかぽか陽気に誘われて、みずみずしい春野菜がお店に並ぶ季節になりました。その季節に必要な栄養が豊富な旬の野菜は、私たちの健康をサポートしてくれます。
今回は春の野菜の栄養についてご紹介します。
新じゃがいも
収穫したての新じゃがいもは、通常と比較してビタミンCを多く摂取することができます。一般的にビタミンCは加熱に弱い性質がありますが、じゃがいものデンプンがビタミンCを守ってくれるため、加熱しても壊れにくいというメリットもあります。また、皮が薄いのでよく洗えば皮ごと食べることができ、水分が多いので煮崩れしにくいのも特徴です。
新玉ねぎ
新玉ねぎは、みずみずしく辛味が少ないことが特徴です。栄養面では通常の玉ねぎと大幅に変わるものはありませんが、生で食べやすい分、カリウムやビタミンB1といった加熱に弱い栄養素をそのまま摂取することができる点も魅力的です。カリウムは食塩に含まれるナトリウムを排出する働きがあるので、血圧が高い方は積極的に摂りたい栄養素です。
アスパラガス
春に採れるアスパラガスは柔らかさが特徴的です。栄養面では、βカロテンが通常のアスパラガスの3倍近く含まれます。βカロテンは油脂と併せて摂取することで吸収率が高まるので、バター炒めにしたり、肉類と一緒に食べることがおすすめ。また、アスパラギン酸というアミノ酸が多く含まれ、その効果はエネルギーの代謝を活発にし、疲労回復に役立ちます。
スナップえんどう
スナップえんどうはグリーンピースを品種改良したものです。さやごと食べられるので食べ応えもあり、食物繊維も豊富です。特に「不溶性食物繊維」が多く含まれ、便のかさを増やすことで腸を刺激してお通じをスムーズにする働きがあります。茹で過ぎずにシャキシャキとした食感を楽しむ調理法で味わうのがおすすめです。
キャベツ
春採れのキャベツは、葉が柔らかく甘みがあるのが特徴です。栄養面では冬に採れるキャベツと比べ緑色が濃く、ビタミンCやβカロテンが豊富。葉の柔らかさを活かして生で食べると、ビタミン類も効率的に摂取できます。芯の部分も薄切りにしていただきましょう。コールスローや、酢漬けなどもおいしいですよ。
春野菜のおすすめレシピ
水分が多く、皮が薄いのがポイントの新じゃがいもと新たまねぎ。その特徴を生かしたレシピを紹介します。
新じゃが&新玉ねぎの豆乳ポテトサラダ
材料(2人分)
- 新じゃがいも・・・小2個
- 新玉ねぎ・・・1/4個
- きゅうり・・・1/3本
- ロースハム・・・2枚
- らっきょう漬(小粒)・・・25g
- 無調整豆乳・・・大さじ2
- 塩・・・ひとつまみ
作り方
- 新じゃがいもは、皮付きのままよく洗い、水から茹でる
- 新玉ねぎときゅうりは薄切りにして、塩(分量外)をふり、水気が出てきたら絞っておく
- ロースハムは半分に切って7~8mm幅の細切りにする。らっきょうは細かく刻む
- 茹で上がった新じゃがいもは熱いうちに皮をむき、つぶしながら豆乳、塩を加える
- 4に新玉ねぎ、きゅうり、ロースハム、らっきょうを加えて混ぜ合わせる。味見をして塩(分量外)で味を調える
栄養価が高く、甘みやうま味も強い旬の野菜。調味料や塩分を減らしたり調理法に変化を加えたりして、この季節ならではの野菜本来の味や食感を楽しんでみてくださいね。