すきま時間を有効活用!ぽっこりお腹を解消!ドローインのすすめ
厳しい暑さも終わりがみえ、爽やかな秋晴れが心地よい「スポーツの秋」が近づいてきました。しかし、それ以上に「食欲の秋」の誘惑に負けて、ついつい美味しいものを食べすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。運動をしなければと思いつつも、なかなか重い腰が上がらないものです。
実は、スポーツ庁が実施している「スポーツの実施状況等に関する世論調査」のデータによると、山形県は成人の週1回以上のスポーツ実施率が約47%で全国平均に比べても低迷しており(47都道府県中44番目)、日頃の運動不足が大きな課題となっています。
今回は、日常生活で手軽にできる、お腹まわりを引き締める運動「ドローイン」をご紹介します。
ドローインとは?
ドローイン(Draw-in)とは、お腹を凹ませた状態をキープすることで、お腹の深層部にあるインナーマッスル「腹横筋(ふくおうきん)」を鍛える運動です。
腹横筋は天然のコルセットとも呼ばれ、ここを刺激して鍛えることで、下がってしまっていた内臓が正しい位置へと引き上げられます。その結果、ぽっこりお腹の解消だけでなく、姿勢の改善や腰痛の予防、さらには基礎代謝の向上にも絶大な効果を発揮します。
基本のドローイン
背筋を伸ばした状態でお腹を大きく凹ませます。きついズボンをはくときの要領です。おへそを背中にくっつける意識で30秒間行ってみましょう。最初は呼吸が止まりそうになると思いますが、毎日少しずつ行うことで自然と呼吸ができるようになっていきます。
日常生活でのドローイン
基本のドローインに慣れてきたら、日常生活に取り入れてみましょう。
(1)朝晩の習慣
洗面台の前で背筋を伸ばし、お腹を凹ませながら歯を磨いてみましょう。
(2)リラックスタイム
テレビを見ているときは、CMの間だけでもお腹を凹ませてみましょう。入浴の時間に浴槽につかりながら行うのもおすすめです。
(3)通勤時間
電車通勤の方は「次の駅に着くまで」、車通勤の方は「赤信号で停車している間」と決めてお腹を凹ませてみましょう。
スポーツの秋だからといって、いきなり高強度の運動を始める必要はありません。大切なのは、無理なく続けられる自分に合った運動を習慣化することです。今回ご紹介した「ドローイン」は、電子レンジで食べ物を温めているとき、ドライヤーで髪を乾かしているときなど、日常生活のさまざまな場面に取り入れることができます。ぜひ試してみてください。
参考文献
植森美緒(2009)30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド.高橋書店.