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さくっと分かるカロリーの話編

 

やれることだけやる食事術「カロリー編」

 

「食べ過ぎたら太る」なんていうのはもはや周知の事実。でも、「自分はそんなに食べてないはずなのに...」と思う方もいるのでは?

 

「そんなに食べてないのになぜか太る」と思ったことのある方! 実はこんな心当たり、ありませんか?
 

私たちの体は食べたものでできている以上、「どれくらい食べると食べ過ぎか」を知っておくことが減量の近道になります。

 

そのヒントになるのが「カロリー」。まずはさくっとカロリーのことを知って、少し減量に意識を向けてみませんか?

 

mokuji

 

その1 動かざる者、食うべからず」の掟

 

そもそも自分は1日に何カロリー必要なのか、知らない人も多いのではないでしょうか。

 

1日に必要な摂取カロリーは、年代や日常生活での活動量(身体活動レベル)によって、男女それぞれ3段階に分けられています。

 

35〜39歳の人が1日に必要なカロリー
 
身体活動レベルの目安
 

基本的に 活動量が少ない人は低め、活動量が多い人は多めという分類です。

 

でも、日によって活動量が違うし、自分がどれに当てはまるか分からない...そんな場合は下記の図がおすすめ。

 

活動量の目安
 

基本は身体活動レベル「ふつう」だと考えて、その日の活動量に応じて食事をとるという方法です。

 

つまり「 よく動いた日はしっかり食べてよいが、動かない日は食べる量を抑える」ということ。

 

肥満の主な原因は1日の消費カロリーより摂取カロリーが上回ることなので、「働かざる者 食うべからず」ならぬ「動かざる者 食うべからず」を意識してみよう!

 

カロリーの摂取と消費は計画的に(逆も然り)
 

その2 今の食生活のイメージを付けよう

 

1日あたりの摂取カロリーは分かったけれど、今の自分の食生活に比べて多いのか少ないのか、すぐにピンとは来づらいですよね。

 

そこで、普段ついつい食べがちな料理とそのカロリーを並べてみました。

 

身体活動レベルが「ふつう」の人の場合、1食あたりのカロリー目安は、 男性は約900kcal、女性は約680kcal
(1日の摂取カロリーを3食で割って算出)

 

料理のカロリーと見比べて、自分の食生活の現在地を知ってみましょう。

 

主な料理のカロリー目安
 

気を付けたいのが、ごはんや麺など主食のお替わり・替え玉。

 

味の付いていない白米や中華麺は1食あたり200kcal程度あるので、お替わりするとその分カロリーもプラスされます。

 

また大盛りや特盛などの場合は、主食の量に応じて具も増えることが多め。

 

その日の活動量に合わせて食べる量を調整できると良いですね。

 

「せっかく無料だし...」からの卒業
 

見落とされがち...飲み物のカロリー

 

食事でカロリーオーバーもしていないし、間食もあまりしないし...という人が、意外にノーマークなのが飲み物のカロリー。

 

仕事のお供に欠かせないコーヒーや、エナジードリンク、スポーツドリンクなどの清涼飲料水にも、実はしっかりカロリーがあるんです。

 

水代わり...とは言わないまでも、1日に何本も飲む習慣がある人は頻度を見直すことが大事です。

 

見落とされがち...飲み物のカロリー
 

その3 始めやすい減量のコツ

 

本来の摂取カロリーに対し、自分の今の摂取カロリーはどれくらいか、イメージはついてきたでしょうか。

 

最後に少し減量のヒントを。

 

医学的には 2kg程度減量することで、内臓脂肪の減少や血糖値、血圧などの改善につながることが分かっています。

 

いきなり-2kgはちょっとなぁ...という人は、まずは-1kgから始めてみるのも手。

 

体の脂肪1kg分は約7,000kcalなので、1日に約233kcal減らせば1か月で-1kgが達成できます※。

 

 

7,000kcal÷30日=約233kcal/日

 

 

とは言え、「この料理何カロリー分食べていいんだっけ...」なんて細かな計算は なかなかハードルが高いもの。

 

食事のときにすぐ取り組めるコツを紹介します。

 

やってみよう
 
もちろん間食減らしも効果大
 

体重計に乗れば乗るほど体重が減る!?

 

体重計は減量の成果を確認するための重要アイテムですが、ポイントは朝と夜の2回量ること。

 

寝ている間に汗をかいたりするので、朝起きてすぐの状態が一番少ない体重。一方、寝る前はその日1日の食事や生活スタイルが反映されます。

 

つまり朝と夜で体重差が少ない日の食事や生活が、痩せる食事・生活ということです。

 

理想は毎日グラフで記録していくことですが、まずは朝晩2回体重を量ることを習慣付けてみましょう。自然にその日の食事を振り返ることができ、スムーズな減量につながります。

 
デジタル体重計がおすすめ
 

いかがでしたか?
自分の今の食事量が多いのか少ないのか、現在地が分かるだけでも少し意識が変わったのではないでしょうか。

 

もっと今の自分の生活に合った減量のコツが知りたい方は、ぜひ他のテーマも読んでみてくださいね!

 

監修:坂根 直樹(京都医療センター臨床研究センター 予防医学研究室長)